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年収2000万円以上の人々はどれくらいいるのか?

ビジネスシーンで

ビジネスシーンで

以前の記事で、フェラーリ新車を買うために年収いくら必要か?

年収1000万円超なら新車でファイナンス組んでローン返済して買う事自体は可能ではないかと書きましたが、どうやら微妙に違うようです。読者の方でフェラーリ488スパイダーの納車待ちの方からご指摘をいただきました。

具体的には、ローン審査においてそもそも年収2000万円以上の証明が必要だと。追加してリサーチしたところ、確定申告書のコピーや納税証明書が求められるようです。これはその方のご職業、お勤め先、年齢、家族構成によっておそらく審査の条件が変わってくるのだと思われます。また信販会社によっても融資の条件は違うでしょうね。

私はフェラーリを初めて購入した時は、ノンバンクを利用したのですが所得証明的なものは一切求められず書類に年収と勤務先を記入して簡単に融資を受けれました。

となると、

フェラーリの現行車種を新車で買うとなると乗り出しで最低でもキャッシュで2500万円出して買える人かファイナンスできる人かですね。しかしファイナンスを確実に行うためには、年収2000万円オーバーを実現している人々だけに限られそうです。

上の条件を満たす方は一般的には、一般人のカテゴリーではないのかもしれません。またフリーランスの人なら、年収を大きくすることはナンセンスなので、キャッシュの購入ですね。

こちらの記事を今読まれているあなたは、すでにフェラーリをお持ちかこれから買おうと思っている方でしょうから、年収2000万円の世界を知っておいて損はないですね。何事も過去問に当たるのがまずは基本です。

ということで今日は年収2000万円以上の人を、国税庁による平成27年分の

「民間給与実態統計調査」から見ていきたいと思います。国税庁の資料なのでデータの正確さと読み応えは間違いありません。

まずは日本の民間企業の給与所得の全体像を見てみましょう。

そもそも民間企業が支払った1年間の給与の総額が、

約205兆円です。巨額ですねぇ。

給与の支払いを受けた人(公務員を除く)の総数は、

5,646万人

この男女比は、大体3:2です。

男性が2,831万人、女性が1,963万人

源泉徴収された所得税額の総額は、

約9兆円

つまり税額の割合は、全体では5%を切っています。想像よりはるかに少ないですね。

1年を通じて働いた人の平均給与は、

420万円です。

男性の平均は521万円で平均年齢は45歳、

女性の平均は276万円で平均年齢は46歳です。

男性優位がはっきり見て取れますがこれはあくまで平均値です。

それでは、企業規模別(資本金)の平均給与を見てみましょう。

資本金が10億円以上の大企業の男性の平均給与は、

702万円(平均年齢43歳)

一方で資本金が2,000万円未満の企業だと男性の平均給与は、

436万円(平均年齢47歳)

イメージ通りかと。。

それでは企業の業種別の平均給与を見ると、

トップが

電気・ガス業界で、715万円

セカンドが、

金融・保険業で、639万円

規制で守られている業界は強いですね。

それでは男性の年齢別の年間平均給与を見てみましょう。

トップから

50〜54歳が、670万円

55〜59歳が、652万円

45〜49歳が、626万円

40〜44歳が、567万円

35〜39歳が、510万円

30〜34歳が、451万円

どうでしょうか、あくまで全体平均ではありますが、

ここまで見てきてぼんやりとわかるのは、平均よりかなり上の業界の企業の平均給与では、

年収2,000万円オーバーなど決して実現できない、

つまりフェラーリなんて新車で一生買えないという事実です。

しかし、

あなたが若ければ若いほど、年収2,000万円超へ向けて軌道修正が容易に果たせます。

それでは最後に年収2,000万円超を達成した人の実数を見てみましょう。

男性の給与所得者、2,831万人の中で年収2,000万円以上の人は、

約20万人です。

つまり0.7%です。100人に1人いるかですが考えようによっては、結構いるんですよ。

例えて言うと、

満員電車の中に2人です。

実際には年収2000万円を実現している人の多くは満員電車には乗らないはずですが。。

ちなみに女性の実数では、約2万人です。

全給与所得者の中では、0.4%です。

200人に1人いるかどうかの確率ですが、とにかくここに入らなければなりません。

あ、みなさんここに入ってますね😀

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