一般的に言って、
フェラーリオーナーのほとんどは、新車あるいは中古で購入してから「タイヤ交換」を経験せずに売却される方が多いのではないかと思います。
その理由は
- 乗る頻度が少なく走行距離も伸びない
これに尽きるのですが、
車にとって一番大事な部品とは?
まずは、車にエンジンがなければ車は動かず単なる金属の塊にすぎないわけですし、サスペンションやステアリングも含めて必要な部品だらけなのでしょうが。
何と言っても一番大事な部品と言えば、
タイヤですよね。
タイヤがなければ車のエンジンに1,000馬力あろうが100馬力ない車だろうが、比較の対象にもなりません。
我々、ドライバーと地球=地面をつなぐ接点はタイヤ4本の接地部分
1本でハガキ一枚とよく言われますから、ハガキ4枚分ですね。ただしスーパースポーツカーの超扁平タイヤはハガキ8枚くらいはありそうですが。。
普段車に乗るときにこの事実を意識することはあなたもあまりないと思います。出かける前にタイヤの空気圧とか外形上の異常をチェックしませんよね??
私は車に乗り込んでエンジンかけてどの音楽聴こうかなぁって方に意識が行ってますね。
さらに、雪道や豪雨でのドライブでもない限り、走行中にタイヤのグリップ状態を気にすることはまずありませんよね。
しかし、サーキットを走るとなるとタイヤの状態が悪くてバースト→事故となると大変なことです。一般道でももちろんなんですが。
運が良くても車のダメージは計り知れないでしょうし(フェラーリなどの高額車両だと経済的にも精神的にも)さらに他車を巻き込んだりすると、最悪は自分のみならず他所様の車だけでなく命までも危険に晒すわけですから 😩
お互い覚悟の上のレースのプロフェッショナルではないわけで、所詮大人の遊びといっても車の状態、特にタイヤとブレーキの状態を正常に維持しておくのはサーキット走行においては最低限のマナーですよね。
というわけで5月28日のFOCJ FESTA&コーンズサーキットエクスペリエンスでの走行会に向けて、
コーンズ芝サービスセンターでフェラーリ488GTBを点検していただきました。ちょうど納車されて5ヶ月、走行距離は1000キロといったところです。
ブレーキオイル交換だけと思っていたら、サービスの方から
「フロントタイヤ要交換です」と「リヤもできれば交換した方が良い」と、
うーんやはりかぁと、でも何とか今回もう一回は行けないかなぁと思っていたんですが、
「バースト」の文字が脳裏によぎりお財布のインパクトを考えてフロントだけ交換をお願いしました。
もうタイヤ交換かぁとも思ったのですが、
富士のショートを2回(1回は雨)と富士の本コースを2回(1回は雨)と広場トレーニングを2回走ったので、下手なのでドアンダーによるフロンタイヤの劣化が激しかったのかと。
フェラーリ488のタイヤですが、初期ロットと呼ばれる2016年に納車されていた車には、
488の専用タイヤとしてミシュランの「Pilot Super Sport」が装着されていました。
フロントは245/35 ZR20、リヤは305/30 ZR20 です。
もちろん私の488もミシュランです。オプションでブリジストンの「Potenza S007」とピレリ「Pzero」も選べたのですが、まあここでオプションタイヤ選ぶ人はいないでしょう。
このミシュランですが、スポンサーシップの関係で新車の標準装着からすでに消えたそうで最近の新車ロットではピレリのようですよ。
ミシュランタイヤですが、グリップ・操舵性に関しては非常に良いと思います。私のようなドライバーでもスキール音が出るグリップの限界付近のコントロール性に優れています(簡単)。これはジムカーナをやってみるとよくわかります。
ということで今回のフロントタイヤ交換は、ミシュランに決定。
お値段は、75,000円/1本
なんだかんだで20万円近くですね😂
こちらは翌日のサーキット走行を控えた新品のミシュランタイヤです。
フロントのお値段でこれですからね。。リヤタイヤは?? 考えるだけでも怖いなあ。。しかしタイヤ代はケチるとロクなことがないですからね。
すると朗報が、
コーンズさんでタイヤ交換するなら、ピレリの方が断然お得だとの情報が。
次回のリヤタイヤ交換はピレリで決まりです。