先日ご紹介した
RM Sotheby’s Arizona
前回の記事はこちら。
結果はどうだったんだろうなぁと思い、見ていると落札が成立していない車もチラホラとありましたね。
ざっと落札価格を見た感じですが一時ほどの過熱感は完全になくなったのかなあという印象です。米国の株式市場は好調ですが、こちらに跳ねて来なかったのは、車が欲しい人には朗報かな?
Ferrari 575M Maranelloが2台落札されていました。
1台目の2002年モデルの外装色がネロの車は、
$131,600なので約1500万円ってところでしょうか?
こちらはクオイオの内装色で写真で見る限り、やれもなく綺麗なようです。走行距離は4000マイル(6400キロ)しかないということなので綺麗なわけです。
かなり状態の良い車で、1500万円くらいってことですね。
575Mマラネロは日本の中古車市場だと大体1000万円以下で売られているようですがタマ数は少なくなっているようです。
そしてもう一台の2002年モデルの575Mマラネロは外装色はブルーツールドフランスで内装色はクオイオというお洒落な組み合わせで、
その落札金額は、
$357,000
約4000万円??ってことですよね。
何でこのマラネロがそんなに高いの?ってことでこの車の来歴を見ると、
- 希少な6速マニュアル
- 走行距離が4500マイル(7200キロ)ほど
走行距離は、先ほどのマラネロも少なかったので、希少なマニュアル車ってことでのプレミアム価格ですね。
しかしその価格差は、約3倍ですよ!
日本での新車価格が、6速MT車が2,470万円、F1マチック車が100万円高の2,570万円だったそうです。
元々、575Mは550に比べると相当生産台数が少ないようですが、この6速MTの575Mマラネロは日本には存在しているのでしょうか?
私は見たことありませんが、お宝車ですねぇ。
ちなみに、
私が注目していた550バルケッタは、約定に至らず。
落札予定金額の50万ドルが高過ぎたってことかな?
おそらく消えることが時間の問題のフェラーリのV型12気筒自然吸気エンジン搭載車。
手頃なお値段で乗れる車としては、マラネロでしょう。
それも、マニュアル車で探すとなると575Mではそもそもタマがないでしょう。550ならまだ探せばありますがそれもドンドン台数減ってますねぇ。
日本では人気のない12気筒モデルですがやがて手に入らないゾーンに行ってしまうかもしれませんね。