大事な愛車との
お別れ、売却する時がいつかは来ますね。出来る事ならずっと増車といきたいところですが。。
車を大事にしている方なら売却するに当たっては、下の2つの両方、あるいはどちらかを重視するかと思います。
- 出来るだけ高値で売りたい
- 大事にしてくれる人に乗ってもらいたい
1が最重要で当然かと思うのですが、クラシックカー等の文化遺産のようなお車ですと1より2を重視されるオーナーさんもいらっしゃいますね。
2019年12月に納車されたメルセデス・ベンツの
G350d
約2年間乗ってきて手放すことになり、売却先を探すことになりました。
最高値で売却するためには、まずは中古車市場での売値、オファー価格を知る必要がありますね。
走行距離が1万キロ超えの個体、
カーセンサーでそのオファー価格を調べてみるとだいたい
1500万円前後
えっマジか?
買った値段より上がってる!
確か何でもかんでも込みで乗り出しで、1300万円ほどだったかと。。記憶が朧げですが。😅
とは言ってもその価格は販売店の売却希望価格ですからねぇ。
欲しい人に直接売却できれば、1番の高値になるのでしょうが、その場合の問題点は、
- 時間がかかる
- 受け渡しにおける決済リスク
- 売却後の手続きやクレーム対応
等があり個人間での直接の売買は結果、コストが高くつきそうです。
となると業者への売却が一番の手段となり、
業者を競わせての買取価格が重要な出口戦略となります。
業者の最終売値(オファー)と買取値(ビッド)の差(スプレッド)が小さい方がその市場がより効率的な訳ですが、
例えば、1100万円の売値に対して買取値が1000万円ならその差は100万円
10%のスプレッドとなりますね。あらゆる物(為替、株式、不動産等)においてスプレッドが存在します。
世の中にこれだけ中古車販売店が存在する事実を持ってしてもこの商売はそれなりに旨みがあるのでしょう。
まずは査定ですね。よくある一括査定だとご存知のように電話が鳴り止まないとか、業者が一斉に追い込みのようにやってくるとかで。。
ご経験ありますよね。私もあります。
今回はどうしようか?
と
まずは、ディーラーが下取りさせて欲しいとのことでしたので、ここが最低ラインだろうとのことで入庫・査定してもらいます。
結果は、
1255万円
普通に2年ガンガン乗って新車価格と同じなので、びっくりしましたね。これは間違いなくリセール最強と言われるフェラーリ以上です。フェラーリ(スペシャルモデルは除きます)といえどもさすがに新車価格以上に売却できることはありませんから。あまり走らなくても80%くらいかと。
ただし先程の売値の1500万円と比べると、
その差、スプレッドは、
約250万円
約20%
ですよ。いくら何でもそりゃ儲けすぎでしょ?
ということで、
次に選んだのはGクラスの高価買取で有名な都内の専門販売店、ネット査定です。時代ですねえ。こちらは、
1250万円
なるほどね、ディーラーとどっこいどっこいでこんなものなのかなぁとガックリです。
もう1店舗、こちらも高級車の品揃えが豊富で高価買取強化中で有名なあのお店に連絡。もちろんGクラスは力入れてますと。在庫見ると結構あるのでどうかな?と思いましたが、結果は、
1350万円
さすがだなあと、スプレッドは、
150万円、10%かと。ま、在庫リスクもあるしこの辺りなんだろうなと。
ここでダンだなと決めようと思ったのですが、ネットで気になった先があり、登録途中でやめてたら、連絡があり。。
「とにかく査定させてください」と。
その粘りに負けて。。
さてどうなのか?
to be continued.