「Ferrari488GTB」のタイヤ交換ですが、
3種類の指定タイヤがあります。
ミシュラン、ブリジストンそしてピレリです。
オーナーズマニュアルによるそれぞれのタイヤの性能差については、前回の記事の通りですが、
本日はそれぞれの価格について見てみたいと思います。
見積もりは、コーンズ芝サービスセンターにてお願いしました。
フェラーリ488のタイヤサイズですが、
フロントが、245/35ZR20
リアが、305/30ZR20
まずは、ミシュランの「Pilot Super Sport」の税抜き価格です。
フロントが、75,000円/1本
リヤが、99,800円/1本
そしてブリジストンの「Potenza S007」は、
フロントが、77,500円/1本
リヤが、93,500円/1本
最後にピレリの「Pzero」は、
フロントが、70,400円/1本
リヤが、87,700円/1本
こうやって見比べると、ピレリの安さは際立っていますね。ですからタイヤ交換において、
コストを重視するならピレリで決まりでしょう。
これ以外にかかる共通の費用(税込金額)の総額は、
37,843円でその詳細は、
- タイヤ&ホイール脱着に6,048円
- タイヤ組換え・バランス調整(廃タイヤ代含む)に21,600円
- タイヤバルブに10,195円
それでは、タイヤ4本交換の税込の総額を見てみましょう。
ミシュランが、¥415,411
ブリジストンが、¥407,203
ピレリが、¥379,339
ここで意外だったのは、ブリジストンがミシュランより安かったことですね。サービスの人も驚いていました。
ミシュランとピレリの価格差はおよそ35,000円です。フェラーリ乗る人なら気にしない金額だと思う人もいらっしゃるかもしれませんが、お金には細かい人が多いですからね。
私も価格面からピレリに傾いたのですが、自分の経験値を重視してミシュランにしました。サービスの方に聞くと、「フェラーリはピレリでしょ」というイメージ優先の方も多いとか。。
まあ、正直言ってタイヤの性能の違いがわかる人はそれほど多くないでしょう。サーキットで3セット持って行って乗り比べするならわかるかもしれませんがね。やはりタイヤの磨耗度合いによる劣化ですよね。明らかに見ても乗ってもわかるのは。
このタイヤ交換ですが、普通のフェラーリの乗り方(年間走行距離で2000キロまでの街乗り中心でサーキット走行なし)なら3年は余裕で下手すりゃ5年は持つと思います。
ただし、サーキットを走ると、消しゴムですね。
今回、身にしみてわかったのは、夏場はフェラーリでサーキットを走ってはイカンということがタイヤの磨耗だけでなくよくわかりました。
その辺りはまたの機会に。