あなたも素敵なカーライフを楽しんでらっしゃると思いますが、
誰もが等しく、歳をとるわけで、あなたも私もいずれ高齢者=老人となります。この響き抵抗感がありますが、致し方ありませんね。
古の時よりいつの時代、どこの国でも権力者が求めた不老不死の妙薬、いつか実現されるのでしょうか。。
さて、
認知症の疑いのある高齢者が引き起こす
「自動車事故」が社会問題になっています。
昨年の10月にも横浜で集団登校していた小学児童の列に軽トラックが突っ込むという痛ましい事故があり、未来ある小学1年生の男の子が尊い命を失くし6人の児童が重軽傷を負いました。
本当に残念です。
運転をしていた88歳の老人は、車で徘徊していて事故を起こしたようですが、認知症のおそれで結果、処分保留ということで釈放されました。
責任能力を問えないということなのでしょうか。。
亡くなった男の子や怪我をした児童たち、その親御さんたちのお気持ちを察すると本当に言葉もありません。他人事ではないですよね。
日本は高齢化社会と言われますが、すでに高齢社会です。老人による交通事故が突然増えたわけではなく、老人ドライバーという母数そのものが増えているわけですから事故件数で見ても事故件数の老人が占める割合で見ても今後、ますます増加していくことは自明です。
公安委員会は75歳以上の方に免許更新時認知症の検査を導入していますが、
車がなくては生活に困る方も多く存在するのも事実。
この問題には、自動車のハードウエア面での対策が有効です。
技術は人間を幸せにするために使わなくてはね。
既に普及期にある、被害軽減ブレーキに加えて、人を検知してブレーキをかける技術、
アクセルペダルを踏み間違えても急発進しない技術、
更には運転中に意識を失った場合に自動停車する技術など、ハードウエア面でできることはたくさんあります。
でも、これら技術を搭載した自動車を過信してはいけません、どんな先進装備にも限界があります。
とはいえ、ある年齢以上のドライバーにはそういった装備を持つ車の運転を奨励するだけではなく義務付けるとか、そういう車の購入には国が補助金出すとかやってほしいですね。
車を愛し、ドライブする私も公道ではとにかく安全運転第一です。(メリハリの効いた)
特に人が憧れるような車を乗っている人たちには社会の規範になるような運転をする責任があるべきかと思います。
国土交通省は最近、安全運転サポート車の愛称募集を始めました。
http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha01_hh_000051.html
皆さんも応募してみてはいかがでしょうか。