私の学生時代からの友人で大学教授
それも、都の西北
早稲田大学の教授なのですが。。
その彼が、奥さんを紹介したいので遊びに来い
とのお誘いを受けたので、
まずは早稲田大学の彼の研究室にお邪魔しました。
研究室に至るまでに教室での授業風景が見えたのですが、夕方にもかかわらず多くの学生が真面目に勉強している姿に
驚きを覚えましたねぇ。最近の大学は厳しい、学生もよく勉強するとは聞いていましたが。私の頃とは大違いだなぁと。
彼のワンルームマンションの部屋のような研究室に一歩足を踏み入れると迷路のようで、
研究室の中は蔵書の山、山、それも教授室にありがちな崩れ落ちそうな平積みではなく、
二重になった書棚に効率よく収められており、なんとその数、
6000冊
ちょっとした本屋さんくらいかな、もちろん難解な専門書ばかりでしたが。。
彼の自宅に向かう前にちょうど
鬼子母神
でお祭りをやっているから見に行こうということで、
寄ってみると、参道には屋台もいっぱい出てて、下町情緒の中で昭和の香りがプンプンしており、
お腹も減ってきて、今夜は彼の奥さんがどんな手料理をふるまってくれるのだろうかなぁと楽しみに。
このお祭り
御会式(おえしき)、江戸時代の頃から日蓮上人の忌日を中心とした、毎年10月16日から18日に行われている伝統行事だそうで、
白い和紙の花を付けた、高さ3メートルほどの万灯を掲げて、団扇太鼓を叩きながら鬼子母神まで練り歩きます。
なかなかいいもの見れたなぁと思っていたら気づけば思いっきり参加してしまい
彼の自宅に着いたのが、午後9時近く
遅くなってしまったなぁ、と思い奥さまと初のご対面、
すると、なんか様子がおかしい。
家の中も我が家のように雑然としているし、食卓には何もない!
すると、
そもそも友人の突然の来訪を聞いたのがついさっきなんですと、
あり合わせの残り物で夕食を用意をしています、
そもそもどういう友達ですか?と。
いやあ、私はとにかくここで帰るべきでした。
その後2時間近く気まずい時間が流れてしまい、、とにかく
奥さまへのお土産を忘れなくてよかったぁと思った次第です。
しかしこの大学教授、常識なさすぎるな。あなたが誘ってきて約束したのは1ヶ月前だろうよと。
人間、象牙の塔にずっといるとこうなってしまうのですかね?? 大学教授全てを敵に回すつもりはないですが。
彼には小声で、真剣に奥さまに謝っておく方が良いよとアドバイスしておきましたが、どうかな。
しかしその彼のおかげで、
日蓮聖人のお祭りの講に飛び入り参加でき太鼓を叩きながら不忍通りを練り歩けたので、普通なら出来ない楽しい経験をさせてもらいました。
有難うございました。