7月18日に本国デビューした新型コルベット
2020 CORVETTE STINGRAY
これは衝撃的でしたね〜!!
私の周囲の車好きやフェラーリオーナーの皆さんほとんどの方が興味津々のご様子でした。
今までアメ車に全く興味がなかった層も、所詮コルベットなんてさ…と思っていた層もです。
衝撃なのは何と言っても6万ドル〜と言う価格!
これが現在のスーパーカー・スポーツカー市場に与えるインパクトはすざましいでしょう。
GM=超大国アメリカの圧倒的底力を痛感です。
この価格設定には何が何でもコルベットブランドをここで再び世に知らしめるぞ!という強烈なメッセージが込められているのではないか?
ビジュアルもスペックも欧州のスーパーカーに比べて遜色無いので間違いなく本国アメリカでは大ヒットしそうですよね。
はたして日本でも大ヒットとなるのか!?
これは、ズバリ販売戦略次第でしょう!
欲しいと思う層はかなり広いのは確実。
現在フェラーリやランボルギーニに乗っている層もですが、日常の足として欧州のプレミアムカーに乗っている層が休日のセカンドカーに選ぶ可能性もかなり高いでしょう。
もちろん私も買うつもりです。
スープラやケイマン辺りの購入を考えていた層がコルベットに移る可能性もありますよね。
そして、この価格なだけに、頑張って買おう!という購入層もかなり多くいると思います。
『頑張れば手が届くスーパーカー』というポジションはまさにアメリカにおけるコルベットの販売戦略にマッチしている気がします。
売り方としては今までの多くの輸入車のように日本仕様といったパッケージングの中からしか選択できないという手法はやめて、多少手間でも裸の車両に好みのオプションを載せていくスタイルも選べるようにした方がいいかも。
これだけ素晴らしい車なんだから仕様決めから納車までの一連の儀式をじっくりと楽しみに待ってみてももいいでしょ!?
単に物を買うだけの行為とは違った楽しみが提供できればコルベットのプレミアム感も維持しつつ多くのユーザーに認知されることになるでしょう。オーダーしただけで話題になるし。
もちろん、すぐに車に乗りたい層向けに従来通りの日本パッケージを出すのもありでしょう。
スタイル良し
性能良し
価格良し
の三本柱が揃っているけど…
この2020コルベットの強みは頑張れば普通のサラリーマンでも購入維持が夢じゃないという価格の点に尽きるでしょう。
ここで下手にGMジャパンが色気を出し日本向けコルベットに中途半端な高級志向の価格を設定すると全てのバランスが破綻するでしょう。
どれだけ高くなっても本国価格プラス100万円に抑えたほうが長い目でみれば良いのでは…
スタイル良し、性能良しをより一層強烈に引き立てるファクターに『価格の割には』という文言がありますが、どうしてもまだ『欧州スーパーカー』にはイメージの点で及ばないところがあるのは否めないので低価格で勝負するのは大いにアリだと思います。
高級志向のスーパーカーを求める人は自ずとフェラーリやランボに行ってしまうので。
現在の欧州スーパーカーのオーナーにとってもサブの遊び用スーパーカーとして買うには6万ドル〜は悪くない価格だと思う。
目の肥えたスーパーカーオーナーが実際に買って乗って遊んでみてどのようなジャッジをするのかもこの先とても楽しみです。
低迷したアメ車ブランドを取り戻すためにも「損して得とれ」の精神でまずは広くコルベットの素晴らしさを広めることが先決だよね。
Midas