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北京モーターショーで見えたドイツ車の焦り!

北京モーターショー2018

北京モーターショー2018

北京モーターショーが開幕しましたね。

北京と言えば、かつては人民服着た人達の自転車だらけでしたが。(古すぎるか!)

今や、自動車の新車販売台数は断トツの世界一で2017年度は、

3000万台近くと

2位の米国の1800万台からみてもブッチギリのトップ!

3位は日本ですが520万台で、4位のインドに抜かれるのも時間の問題でしょう。

世界全体で9700万台のマーケットの

30%も占めているわけですから

中国の勢いは確かに凄いです。

日欧の自動車メーカーが東京モーターショーではなく北京に力を入れるのも、致し方無い現実かと。

日の丸代表のトヨタは自社開発のEVを中国で生産して2020年に販売すると発表しました。

BMWも次世代EVである「iシリーズ」からSUV「iX3」のコンセプト車を初公開し、2020年に中国で先行販売すると。

EVで先行する日産(フランスの会社になってしまうのか?)やホンダは今年後半にはEVの中国での現地生産を始めるそうです。

高級EVと言えばテスラも中国に本格的に進出するようですし、

中国で生まれたEVベンチャー企業もすでに50社以上とのことですから今後は凄まじい戦いになりますね。

世界最大の自動車市場である中国は、自動車エンジンでは歴史・技術・特許で先行する日欧のメーカーに追いつけないこともあるのでしょう。政府の自国自動車産業へのEVを軸とした次世代自動車への振興策は要するに将来の自動車産業における覇権を中国メーカーが確立することを目指しているのは明らかですね。

今や自動車産業は、急激に変化してます。EV、非ディーゼルエンジン、自動運転車へのシフトが起こっています。

こういった動きは、BMW、ダイムラー、フォルクスワーゲン(ポルシェ、アウディ)を中心とする我々が大好きなドイツの自動車業界にとって大きなインパクトですね。

もしディーゼル車がヨーロッパ全土で禁止されるとドイツの自動車メーカーにとっては致命的なイベントとなるかもしれません。ディーゼルエンジンの不正問題は根が深そう。

ここに来て、急速にEVに力を入れ出しているのもなるほどだなぁと。しかし音も出ないポルシェなんて欲しいかなぁ。

さらに気になるのは、ダイムラーの株式を大量に購入した中国の自動車メーカー、吉利自動車の動き。

メルセデス・ベンツが中国の会社の傘下に入る日が来る?

考えたくもないですね。

やっちゃった日産はどうなる?

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