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成熟した自動車文化に寄与するフェラーリの使い道について考えてみた!

16M記念バッチ

16M記念バッチ

 

突然ですが皆さんのフェラーリ、年間走行時間ってどれくらいですか??

 

このブログを読んでいるフェラーリオーナーの方で車はフェラーリだけという方は少ないと思います。

少なくとも、私が今まで出会ったオーナーでは一人もいませんでした。

 

最近はGTC4ルッソのようにオールマイティーに使える車種も出てきてはいますが…

日常使いにもマッチするGTC4ルッソt

やはり、非日常を味わう2シーターのフェラーリをお持ちの方が大多数と思います。

812スーパーファスト

そうなると家族用や日常使いの車も必要ですので、フェラーリの走行時間は伸びないですよね?

フェラーリで通勤って方も多くはないと思います。

California

つまり、高価なフェラーリの多くが、その車人生のほとんどの時間を車庫で寝かされているわけです。

そう考えるともったいないですよね。

 

私の場合、フェラーリに乗る頻度は多くて週に一度かな…

月に1回程度のツーリングと年に5~6回程度のサーキット走行。

あとは、バッテリー上がりを懸念しての走行

これに関しては、もはや楽しみよりも義務感からの馬の散歩みたいな感も否めません・・・

サーキットでのFOCJパレードラン

フェラーリを初めて買った当初に感じた乗り込む際のワクワク感が段々と薄れてきてしまったのかな。

 

美人の妻でも三日で飽きるなんて話もありますが…

あたかも恋人を求めるように四六時中フェラーリの事を考えていた時期から、

(平凡な)結婚生活のようにフェラーリがいて当たり前の日常という段階に達したのかもしれません。

とは言え、やっぱりもったいないですね。

 

さて、

日本ではまだまだ個人の趣味としてガレージにしまい込んで鑑賞という風潮のスーパーカーですが…

 

欧米だと、貴重な車であっても惜しみなくグッドウッドなどのイベントに出場しオーナー自らステアリングを握ることもあれば、他者に貸し出して走らせるといったことがわりと頻繁にみられます。

トリビュート・ミッレ・ミリア

『もったいぶってしまい込むより、どんどん走らせ、みんなにも見てもらおう!』

といった大らかな文化が根付いています。

これは、けして見せびらかしているのではなく、幸せのお裾分けという感じなのですね。

ある意味、奉仕の精神とも思われます。

 

このような、欧米の成熟した自動車文化の背景には

 

ノブレス・オブリージュ

(noblesse oblige)

 

の精神があるのだと思います。

 

日本にも、古来から分かち合うことを尊ぶ文化があったと思いますが、大量生産大量消費のモノ中心の社会の流れの陰に隠れて、物を大切にするとか、無駄使いをしないとか、文化財を適切にシェアするという精神が薄れてしまったのかもしれません。

 

そんなことを考えていたら私もこのままコレクションだけして飼い殺していては、せっかくのスーパーカーも浮かばれないと思えてきました。

 

この手のスーパーカーやラグジュアリーカーを所有し、乗り慣れている信頼できる相手であれば、

私が乗らない時間にクルマをシェアしちゃってもいいかな~って 😆 ♪

ランボルギーニ・アヴェンタドールSV

そのほうが車にとっても良いし、借りた相手が楽しいと感じてもらえたら、私も幸せだなって。

グットコンディションを保つためには多少走行距離が伸びたっていいじゃないか~ 😀

欧米では、走行距離なんて気にしませんからね。

 

別の地域から来たフェラーリオーナーさんが、東京でフェラーリに乗りたいといえばシェアしますし、逆に私が別の地域に行った際にフェラーリをカーシェアして欲しいことだってあると思います。

フェラーリ・カリフォルニアT

そんな気持ちに賛同し、自分のフェラーリやスーパーカー、ラグジュアリーカーをシェアしてもいいよ~!っていう素晴らしい仲間が増えてきています。

 

他の車に乗ることで、購入のキッカケになることもあるし、他の車での経験値をこれからの車生活に生かすことだってできるし、自分の愛車の良さを再発見することだってあると思います。

 

そして、仲間になってくれる人の輪が全国に広がれば日本の自動車文化が成熟し、次のステップに上がっていくこと間違いないと私は信じています。

 

皆さんもいかがでしょうか?

 

過去のスーパーカーシェア案件の記事はコチラ↓

フェラーリで個人間カーシェア!カリフォルニアTで真冬のオープンカーを楽しむ

ランボルギーニ・アヴェンタドールSVに乗ってみて。。

 

 

 

 

 

Midas

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