自動車業界のトレンド
CASEのS
Sharing Economyの大本命は誰でも知ってる
UBER
米国それも同じくサンフランシスコをベースとしてライドシェアの2番手として伸びて来た会社が、
Lyft
この会社、UBERと同じく証券取引場に上場している会社ではない「Private Company」なのですが、最近の資金調達では既存の投資家から
フィデリティが中心となって660億円を調達しました。その時のこの企業の評価額が、151億ドルですからおよそ
1兆6600億円
となります。2009年創業で700億ドルの評価額のUBERに比べれば小粒で新参なんですが、そもそもこの2012年創業のLyftは自動車業界からは、GMやフォードが出資していますしあのGoogleも出資しています、そしてCASEのAの自動運転の実証実験をボストンやテキサスで始めています。UBERの大株主がソフトバンクなら、こちらは楽天が大きな出資者です。
個人的には、このLyftに何とか投資できないものかなぁと考えていたのですが、いよいよ早ければ2019年の3月或いは4月の上場に動き出したようです。
年初には、CASEのEのアメリカ最大のEVメーカー、Teslaから幹部をCOOに引き抜き、UBERが前CEOのセクハラ等々で国内外でやらかしている間に確実に米国内の市場シェアを高めて来ました。2016年1月には15%だったシェアが35%まで伸びているそうです。
UBERは来年後半にも上場を計画中との事ですから、どちらが先陣を切るのか。また自動車業界の再編に繋がるのか目が離せませんね。
ちなみにこのLyft
仮に創業間もない2013年1月の資金調達時に投資をしていたとしたら今いくらになっているのかチェックしてみました。
その時点での評価額が約1億1000万ドル
そして5年で151億ドル
つまり
150倍
ですね。恐ろしい世界ですね!