このブログをご覧の皆さまは、多かれ少なかれフェラーリに興味がある方ですよね?
フェラーリオーナーという方も多いと思います。
愛車にフェラーリを検討中の方かもしれません。
いつかはフェラーリを!と仕事に邁進中の方かもしれません。
ひょっとしたらアンチフェラーリーの方もいるかもしれません。
さて、ある程度まとまった資金ができて、いざフェラーリが買えるという段階になった時、あなたは
フェラーリを買いますか?
それとも買いませんか?
莫大な資金力がある方なら、悩むことなく好きなだけフェラーリをバンバン買っていけばいいと思いますが、こういう方はそう多くはいないと思います。
また、周囲にフェラーリ乗りの方がいればすんなりとその方向に行けるのかもしれませんが…
多くの方が、一度は立ち止まってしまうのではないでしょうか?
かく言う私もフェラーリを買わない理由を一生懸命探していました。
どうせ壊れるでしょ
維持費大変だよね
派手だから恥ずかしいよね
本当に速いのかよ
乗りこなせなくて事故るの嫌だな
金額に見合うだけの車なのかよ
コーンズって高飛車なんだろ
納車待ちの間に金が無くなったらヤバいよな
などなど・・・
どうしても、最初の一歩が踏み出せないのです。
また、私の周りにフェラーリ乗りがいなかったので情報は全て噂話と雑誌の内容だけでしたが…
これが胡散臭い外車屋の話や、雑誌に掲載されている販売店が夜逃げ同然で店を畳んだとか、そんな話ばかりで、ますます先に進めないでいました。
さて、90年代後半から2000年代前半にかけてのフェラーリの新車価格はというと…
F355 が1490万円。
360モデナが1675万円でした。
2000年に入るとF355のF1マチックの生産も終了し、国内にも最後のデリバリーがされつつあると同時に360がオーダーを受付け始めた時期でした。
私がフェラーリを射程圏内に入れ始めたのがこの頃でした。 F355が欲しかったのです。
しかしタイミングが合わずF355は既に生産終了。
それでもやはりフェラーリが気になり勇気を出して恐る恐るコーンズに行きましたね~ 😉
ところが予想外に敷居が低くて拍子抜けしました。
ここで、ひとつ障壁が取り払われました 😀
最初はモデナが出てしばらくの時期で、どうしてもモデナの顔に馴染めなかった記憶があります。
やっぱりF355のようなリトラクタブルヘッドライトが良かったのですね~ 🙄
次に行ったときはスパイダーもデビューしていて、ちょうどチャレストが出るかって時期でした。
徐々に、360系の顔にも慣れてきていました。
ディーラーマンに今度こそチャレスト予約しちゃいましょう!って背中を押された記憶があります。
当時、Mercedesから出たばかりの5代目SLには待望のバリオルーフが搭載され、SL55AMGの価格が1680万円でした。
空冷から水冷に進化した996型のポルシェ911GT3も約1500万円で、モデナと大差ありませんでした。
価格面においても、これらが競合車種でした。
今じゃ考えられないことですよね~ 🙂
金額の壁も2ドア2シーターの壁も外車という壁も殆んどなく真っ向から三つ巴の戦いです!!
フェラーリが好きなら、悩むべくもないですよね…
ところが、その当時の私は大いに悩むのでした。
次回に続く
Midas