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本物の海兵隊員を見て接して考えた事とは。。

月曜日の記事 →普段は見れない、触れることも出来ない本物たちに触れてきた!

に続きまして、本日はリアルな海兵隊員をキャンプ富士で見てきた感想です。

とにかく会場はアメリカンな雰囲気です。いろんな屋台が出ていたのですが、ピザがとにかく大人気で買うための長蛇の列がすごかったです。30分どころか1時間近くも並んでいたのではないかと。。

てっきりお値段がタダかおそらく凄い安いのだろうと思ったら確か1枚2,000円ほどでちょっとビックリでした。明らかにピザだけをまとめて買いにきた地元の人もいるようで、よっぽど美味しいのかもしれませんね。我々は並んでると貴重な展示物が見れないのでもちろんパスしましたが。。

とにかくメインの会場に移動です。ちょうど米海軍第7艦隊音楽隊による国歌斉唱を行ってるところで、会場の軍人は全て直立敬礼です。

そのあと海兵隊司令官のスピーチでは、

「日米同盟=Japan-US Alliance」

という言葉が何度も何度も登場、

スピーチで私が感じたのは、日本と自衛隊へのリスペクト、それは占領軍としての上から目線では決してありませんでした。日米力をあわせ共にアジアの平和を守りましょうとの。。うがってみれば、それはアメリカのための平和なのかもしれませんが。。

そこから海兵隊部隊の展示物(装甲車、対戦車砲、榴弾砲やら重火器など)があるエリアへ移動です。陸上自衛隊の方たちも来ていて日米両国の車両や野砲を比べることができました。自衛隊員の方はこちらの質問に丁寧に答えてくれます、時節「これ以上は機密でお答えできません」との決まり文句は入りましたが自衛隊員としての良い意味でのプライドは感じましたね。

こちらは野砲前の海兵隊員たち、陽気なヤンキーって感じで、女性や子供がいると手招きして記念撮影に応じていましたね。

野砲前の海兵隊員

会場のあちらこちらにいる海兵隊員はみなさん若めです。明らかに20代前半が平均のようです。

とにかく皆さん、ガタイもでかく体が鍛えられています。本物のブートキャンプです。ダイエットにはならなさそうですが。。

そのなかで海兵隊員の装備展示のところにいたこちらの海兵隊員、いかにも古参の軍曹って雰囲気で。。

話してみると、戦争映画で見るような早口の軍人の喋り方で、語尾に絶対「Sir」がつきます。そして重い装備品を扱う動作に無駄がなく速い。

そりゃそうです、戦場でモタモタ行動してたら即戦死ですから。

装備品の説明をしてくれた海兵隊員

足元にある防弾チョッキを着せてくれたり(超重い)、リュックを背負わせてくれたり(30キロ以上あります)、ヘルメットを被らせてくれたり(これまた超重い)と大サービスです。この隊員のお腹周りに差し込んでいるのは全て弾倉=マガジンです。

フル装備の武装をしたら一体何十キロの重さになるんでしょうね。これで徒歩で戦闘しながら進むと言ってました。

この海兵隊は有事に対しての即応体制部隊で日本にやってくるときは、税関で入国手続きをするわけではなく、ヘリか飛行機で直接、駐屯地にやってきます。日米安保条約における日米地位協定です。

もっと色々聞いてみたかったんですが、私に知識がないのと彼から漂うのは、

本物が持つ独特のオーラ、友人たちと「絶対あの人、戦場に何度も行ってるよ」「イラクかなアフガンかなぁ」と。。明らかに自衛隊員の方にはない雰囲気なんですよね。

周りでは重火器の取り扱いやスコープを覗かせてくれたりと、マニアならずとも非日常の世界がてんこ盛りで私たちにとっては、体験型アトラクション状態です。

しかし、

そこにある危機は海兵隊員や自衛隊員には日常で彼らは自分の命を危険に晒しているんです。

世の中に争い、紛争、戦争がないのがベストに違いないですが、人類は有史以来、そのような状態を実現できていないわけで、我々日本人はラッキーにも戦後70年以上も平和と繁栄を享受できました。

しかしこれは、我々が今まであまり意識してこなかった、意識させられなかった

米国の圧倒的な軍事力=抑止力さらにはその恩恵による圧倒的だった日本の経済力によってもたらされていたのかもしれませんね。

今更、憲法学者に言われずとも、普通の人が憲法を読めば明らかに自衛隊の存在は違憲です。

じゃあどうするのか?

我々の子供たち孫たちの未来でなく、我々の晩年でさせ、考えさせられます。

大好きな車に乗ってドライブして美味しいものを食べられるのも、平和であるからこそ。。

 

ちょっとたまには真面目に考えてみました。

 

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