メルセデスの新型Aクラスの発表会に行ってきた。
Hi, Mercedes
と銘打たれたこの新車発表イベントはセレクトショップのBEAMSとのコラボイベントだった。
Aクラスはメルセデスの中ではエントリーモデルにあたる訳なんだけど、BEAMSとコラボする事でファッションやライフスタイルに敏感な若者世代を取り込もうという狙いなのだろう。
会場は虎ノ門ヒルズ周辺のエリア内にちょうど同じ日にオープンとなった『新虎通りCORE』
『新虎通りCORE』で検索すると虎ノ門ヒルズのサイト内に出てきたので、すっかりヒルズでイベントが行われるのかと勘違いするアクシデントも…😅
パーティーはというと…
異常なほどの人・人・人!とにかく人が多すぎ!
まさに寿司詰め状態。
人だかりの向こうに新型Aクラスが見えることには見えるんだけど写真を撮るどころじゃ無い。
ホテルショーだと新しさはないけど結局のところクルマのイベントは大箱開催がいいのかも😅
Aクラスがターゲットにする若者層だとホテルだと少しハードルが高く感じるのかも知れないけど。
あまりの人混みで身動き取れないのでM-B Japan上野金太郎社長の挨拶だけ聞いて早々に退散。
スーパーカーではお馴染みのアンヴェールセレモニーとか盛り上げる演出を見せて欲しかったかな…
土産にBEAMS製のTシャツが振舞われました。
誘ってくれた友人に感謝です!!
さて、全く車に到達することの出来なかったパーティーだったのだけど、入り口で配られたチラシを見て、「あっ、メルセデスって突き抜けてるな!」って感じた。
金持ちのおっさんがブイブイいわせるクルマで終わるつもりは勿論ないだろうし、いつまでも横綱相撲してる高級自動車メーカーじゃないぞ!って。
メルセデスが車の未来を語る上で欠かせないキーワードとしていち早く提唱した「CASE」という概念。
Connected(コネクテッド)
Autonomous(自動運転)
Shared & services(シェア&サービス)
Electric(電動化)
これらの頭文字をとって「CASE」なのだが…
メルセデスは確実にこの先に来るであろう電動化や自動運転やシェアリングエコノミーを敵対するのでなく共存共栄しようとしているんだなって感じた。
今回Aクラスでメルセデスはコネクテッドに関して、「車」と「何か」をつなぐものとしてMBUX(メルセデス ベンツ ユーザー エクスペリエンス)というツールを打ち出してきた。
CMでもお馴染みの「ハイ、メルセデス」だ。
どの程度のことができるのかは実際に車に乗ってみないと定かではないのだけど、かなり興味深い。
また、SクラスでもなくEクラスでもなく、まず新型AクラスにMBUXを搭載したところが面白い。
Sクラスの年齢層には扱いにくいツールだからか?
ハイテクデバイスとの親和性の高い若い世代をAクラスでガッツリ掴み、ゆくゆく彼らがSクラスに乗るように…って目論見かな?
メルセデスの考える未来が少し分かった気がした。
新型Aクラス、なんか面白そうだ!
値段も手頃だし、試してみるのもアリかもね。
Midas