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メルセデスCクラス・ステーションワゴンで感じたこと。

初めてのメルセデスCクラスの

「Station Wagon」

AMG C43の車幅ですが普通のCクラスと同じの181cmと現行アウディA4の184cm(C63と同じ)に比べて小ぶりです。

AMG C43

初めて運転した印象は、とにかく都内の一般道では乗り易いですね。世田谷などの狭い道でのすれ違いでも大丈夫かと。

C43の全長は473cmとアウディA4アバントSlineの474cmとそれほど変わらず。

しかしホイールベースは、Cクラスが284cmに対してA4が282.5cm。

そのせいでしょうか、実寸では小さなCクラスですが、リアシートは思いのほか広くて快適な印象です。大人四人のドライブでも大丈夫ですね。

AMG C43 Station Wagon

なかなかパッケージングが考えられてるなぁと思います。横から見たスタイリングはフロントが詰まっているので好みはあると思います。

乗り心地ですが、C43にはメルセデス自慢のAIRMATICサスペンションではなく、

AMG RIDE CONTROLスポーツサスペンションが装着されています。

このサスペンションは四輪それぞれ独立して電子制御するダンピングシステムを採用とのことですが、

駐車場から道路へ出るときの段差でまずわかったのは、フロントのサスペンションは柔らかい。

実に乗り心地が良い感じでアウディのSlineとは明らかに違います。

ですがリアが硬いですね。リアのマルチリンクサスペンションは、ダイナミックセレクトスイッチで「Comfort」を選択していると、

フロントとの差を明らかに感じます。ちょっとした段差での不快なごつっとした突き上げ。フロントが柔らかいだけに際立つ硬さというか。これは新車に特有のものなのかこういうセッティングなのかは今はわかりませんが。

メルセデスSクラスのオーナーとしてビックリしたのは、「装備が充実している」

これがCクラスなのかと??くどいですがCheapのCクラスとは言わせない。

等々。

Cクラスの充実した装備

スイッチ類のパーツや操作感は、Sクラスと同じで質感は高いですね。

特に進化を感じた機能は、

LED Intelligent Light System

これは本当に夜のドライブでは有難いです。私のSクラスより賢くなって確実に進化しておりアウディのマトリクスLEDにも負けて無いかと思います。一度こういう装備のある車に乗ると他の車に乗ると夜道が怖くなるのですが。

さらに、

Distance Pilot DISTRONIC

この手の装備ではメルセデスがナンバーワンの性能ではないでしょうか。とにかく車間距離の取り方、加速・減速が自然でステアリングアシストも秀逸です。一度使うと疲労軽減が半端無いのでやめれません。レクサスのは全く使い物にならないという意見が私の周りにはあります。

もう一つは、

Burmesterサラウンドサウンドシステム

13個のスピーカーと9チャンネルのアンプにより構成されているそうで、オーディオ素人の私が聞いても音がどの音域でもきめ細かく拡がり感がすごい。前席の音はSクラスより良いのでは?と思います。

今のところ、C43ステーションワゴンのネガで気になるのはリアサスの突き上げだけですね。まだ500キロなので本格的なドライブはこれからですが。

Cクラスで乗り心地重視ならAIRMATICサスペンション装着車で決まりでしょうね。

アウディ・アバントへの刺客としてメルセデスが送り込んだだけのことはあるなと思った次第です。

 

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