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BMWの過激度は、M2>M3>M4??

東京お台場にある日本最大のBMWディーラー拠点

BMW Group Tokyo Bay

前回は、M4とi8に試乗したのですが、時間がなくて他のモデルに乗れなかったので、再訪してきました。

今回はネットで予約して、意気軒昂で乗り込んだのですが、やはりの雨模様です。

ここは限界挙動を低い速度で体験出来るであろうと前向きに。。

今回は違いを感じるためにまずは

M2クーぺの試乗から

このM2は比較的おろしたての外装色が白の車両で試乗前にタイヤの減り具合も確認。大丈夫です。

BMW M2クーぺ

この白の外装色にダーク系のホイールの組み合わせがなかなかカッコ良かったですよ。個人的にはこっちが好みですね。

BMW M2の斜め前から

BMW M2 クーペのデザインは、何度見てもそのパフォーマンスを感じさせるアグレッシブさですね。
大きな3つのエア・インテークが持つフロント・スポイラー、そしてサイド・ビューは、彫り込まれたようなデザインでリアのホイルアーチのマッシブさが強調されていますね。

インパネ・ダッシュボード周りは、ある意味オーソドックスで素っ気ないですが、硬派な男の車を感じさせますねぇ。

エンジンを始動すると、やはり良い音ですね。走り出してアクセルを踏んでみると370馬力のエンジンということですが、オーバーブースト機能によって体感は間違いなく400馬力以上です。ボディが今のスポーツカーの中では小さいサイズということもあり、ダイナミックなハンドリングでキビキビと走れますね。峠やサーキットに行きたくなる車、BMWはこれだよねと。

BMW M2 クーペの直列6気筒ツインパワー・ターボ・エンジンですが、いわゆるドッカン系のターボですね。ここは好みかと思いますがこのM2クーぺのキャラクターに合ってるのではと思いました。とにかくこの車の良さを再確認して、次は

M3セダンに試乗です。

BMW M3セダン

当たり前ですがドアは4枚となり使い勝手が良くなることは間違いありませんね。後席も大人が乗っても十分な広さでした。頭の上のクリアランスも十分かと。M2やM4だとヘッドクリアランス自体には大人の男性が後部座席に座るなら少々難ありかと思いました。

まずはドライバーズシートに座ってみてのM2との違いは、ステアリング・ホイールに配置された2つのM Driveボタンでしょうか。M2にはこのボタンはないですね。

ステアリング上のMドライブボタン

M3やM4ではこのボタンを使ってドライバーの好みに応じた車両特性をあらかじめセットしておいて、ドライブ中にこのボタンを押して瞬時に呼び出すことができます。エンジン、ダンパー、ステアリング特性、トランスミッションのシフト特性、DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)のモード設定に加えて、BMWヘッドアップ・ディスプレイの表示の設定が可能です。これは好みをきめ細かく設定できる便利な機能だと思いましたね。

M Driveの設定画面

M3セダンの最高出力は431馬力とのことで370馬力のM2に対して約60馬力のパワーアップでさらに車重はM3の方が軽いはずですが街中での試乗した感じでは、特にM3やM4の方がM2より速いとは思わなかったですね。

M2のエンジンが6500回転で最高出力を出しているのに対して、M3&M4のエンジンは7300回転とより高回転型ということもあるのかもしれません。

 

基本的にM4と同じ車であるM3のエンジン音もよく、今回の試乗車のタイヤはバッチリで車も新しかったのでハンドリングまた硬めのシートも良かったです。BMWジーニアスとも話したのですが、前回のM4の試乗車はかなり破れてました。

ただ車の味付け的にM2、M3、M4を比べて見ると、

過激度でいうと、M2>M3>M4ではないかと思われます。

車両価格は、

M2が、約800万円に対して(この内容で安く感じますね)

M3やM4が、エンジンが違いカーボンをふんだんに使ったりして凝った作りになっているとはいえ50%増しの約1200万円ですからね。

M2売れるわけですなぁ。

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