フェラーリ久々のワンオフモデル登場です!
Ferrari SP38
一般公開は5月26日のコンクール・デレガンス・ヴィラ・デステとなりますが、ひと足お先にフィオラノサーキットでオーナーへの譲渡式が行われ、早速テスト走行が行われたそうです。
ベースとなった車両は488GTBです。
今までのワンオフモデルについては以前に話題にしたので省略しますが、久々のロッソですね。
今回のモデルはモータースポーツに情熱を注ぐアツいフェラリスタの為に作られたモデルで、ノーズは308GTB、リア周りはF40から着想を得たのだとか。
横長の細いヘッドランプは完全新設計で、308GTBを参考にデイタイム・ランニングランプ(DRL)をバンパーのリップ部に設置。
この画像だとハッキリしないのですが、よく目を凝らして見ると黒いバンパーの上唇両端に細長いライトがあるように見えます。
エンジンフードには3連の大きなルーバーが…
F40のウイングを模した、ボディーから連なるリアスポイラーが取り付けられています。
左右合計4個のテールランプや中央2本出しのマフラーもF40をオマージュしているのでしょうか。
このSP38で私が一番気になるところは、エンジンフードがどういう開き方をするかです。
この画像からだとF40のようにガバッとリアのカウルごと大きく開くように思えますが、意外とルーバーの部分だけが開くのかもしれませんね。
これは、ぜひとも実車を見てみたいですね!
私にとってワンオフのフェラーリは、アガリの一台という位置付けなので、せっかくワンオフを作るなら過去のリバイバルとかじゃなくて、とことんオリジナリティーを出していきたいと思うのですが、意外と好き勝手には作れないみたいですね…
まず、『フェラーリが考えるブランドイメージ』に合わないものは当然のことながら即却下です。
それに保安部品や灯火類は検査が厳しいし、エンジンやシャーシは既存品を使うわけなので何だかんだけっこう制約はありますよね…
デザイナーとの意思疎通が重要なファクターだと思いますが、共通のイメージで作り上げるとなると、どうしても過去の例を引き合いに出してこんな感じでお願いします!ってなってしまうのかもね。
ともかく、ワンオフをオーダーするチャンスが巡ってきたら悩めばいい話題なんだけどね…😅
そんな日がくるといいですね🎵
Midas