昨日の続きです。
5台のスーパーカーでツーリングするも想定外の雪道に遭遇!!
車を止めて次のコーナーまで進むか思案していたところ、下りてくる車が見えたので、駐車場の路面状況を聞いてみると、
「やめた方が良い」と、後続がこないので電話するも繋がらない。何かあったのか??
スーパーカーのロードでの絶対王者としての強みである
- 車高が低い
- 車幅が広い
- 超扁平タイヤ
- パワーが半端ない
上記の強みは、雪道では完全な弱みです。
後続のスーパーカーも来ないのでみなさん、各自でUターン始めたのか??と思い、
一人で狭い路面での転回です。
「ここで一人でスタックしてしまうと大変なことになるなぁ、全車無傷での帰還は難しいかも?」と思いながらちょっとしたパニック状態です。
慎重に何度も何度も切り返しながら何とか完了。新雪でかつ踏みしめられて凍ってなかったのもラッキーでした。雪道では溝が雪で隠れている場合もありますから脱輪にも注意です。最新モデルのトラクションコントロールは良くできているので滑りながらもウインタータイヤなら余裕で雪道も走れそうな?? やはりこんな時は4輪とも車高も上げられる「GTC4ルッソ」なら完璧でしたね。
とにかくこういう路面状況での下り勾配は、フロントのグリップが逃げる→操舵不能の事故ってのが一番怖いのでハザードを点滅させながらそろりそろりと下ります。
先ほどのアイスバーンコーナー、今度は下りなので左コーナーになります、に差し掛かると仲間の車がスタックしているようです。
とにかく空いてる上り車線のスペースに車を止めます。まずこういう状況で空いてるスペースを作ってくれていたメンバーに感謝。
まずは我々スーパーカー軍団の後方に並んでいる一般車の方を通すのを優先です。
メンバー皆で車の誘導です。ここで貰い事故を食らってもお互い悲惨なので細心の注意を払いながらブラインドコーナーの上り・下りの一般車を誘導します。しかし皆さん、お仕事柄でしょうか?落ち着いていらっしゃる。こういう時、一人でもパニックてると伝播しますからね。
時価数億円のスーパーカーの車列なので、一般車の方々にも慎重に通過していただきました。ご迷惑おかけしました。この場を借りてお詫びいたします。
とにかく上り渋滞は解消。
そしてスタックしたフェラーリの脱出です。まずはシナリオを頭で整理。
最悪ローダーの要請(場所が場所なので4、5時間必要か?)か、
時間が経てば溶けるな(2、3時間で完全に融けそう)と。
路面状況を確認すると、
後輪タイヤが完全に凍結面に乗っていましたがその後方の路面状況は良かったのでまずはブレーキをリリースして下がってもらいます。後輪のグリップが回復したので何回も切り返していただき脱出です。
上り勾配とはいえ、トラクションが後輪にかかりにくいだけでなく大パワーのFR車には、非常に過酷な条件でした。
その後、ランボルギーニ勢は?
恐るべしミッドシップ4輪駆動!!
何事もないように上ってUターン完了👏
流石に過酷な状況の写真を撮る余裕はなかったですが、とにかく皆さん無事に麓に下りました。
まずは車を止めてそれぞれの状況を確認です。
全車無事・無傷を確認です。ある意味奇跡かもしれない状況にとにかく幹事としては安堵です。
通常ルートに戻り、気持ちよくドライブします。こういう日はオープンは最高ですね。
想定以上に時間をとったのでこの後のツーリングは湖畔で予定していた立ち寄り先をスキップして、
気持ちのよいルートをぶっ飛ばして昼食会場に向かいました。
楽しく食事を取った後の東京への帰りは事故で大渋滞でしたが参加メンバーとの絆は深まりましたね。
とにかく参加された皆様が無事で良かったです。帰宅してからはヘトヘトでさすがに爆睡でした。