フェラーリGTC4 LussoとGTC4 Lusso Tの違いとは。

Ferrari GTC4 Lusso

そう4人乗りの成熟した大人のためのフェラーリです。ちなみにLussoとはイタリア語で豪華を意味するそうです。

Ferrari GTC4 Lusso!オールラウンダーで優美なGTカー

先日はそのV8ターボエンジンを搭載したよりスポーティで若いエグゼクティブ層をターゲットとした

GTC4 Lusso Tの披露パーティーにも行ってきたわけですが。。

フェラーリGTC4 Lusso Tの国内デビュー披露パーティーに潜入!はたして!?

この両者の違いの最大のポイントは、

エンジンですね。

V型12気筒自然吸気かV型8気筒ツインターボエンジンか、

つまり

時間の問題で消えるであろう由緒あるV12気筒エンジンか488と同じ最先端技術を使ったターボエンジンかのチョイス

そしてフェラーリが特許を取得した「4RM Evo」

4輪駆動システムの有無ですね。LussoTは後輪駆動の4WSのみです。

そして価格はフェラーリ

Lussoが、3,470万円

LussoTが、2,970万円

つまり500万円の価格差ってことですが。。

それでは、「GTC4Lusso」にサーキットで乗ってみた感想を、場所は富士ショートコースです。

フェラーリGTC4Lusso@富士ショートコース

フェラーリGTC4Lusso@富士ショートコース

最初は、サーキットでどうかなぁと。。ぶつけたら大変だしなぁ(お買い上げ決定)とも思ったのですが、

サーキット貸切イベントも終盤で帰った人も多くコース上には車がほぼいない状態です。つまり個人貸切状態でしたのでリスクはほぼゼロだろうと。

走行してまず感じたのは、エンジンサウンドとエキゾーストノートの良さですね。さすがフェラーリ12気筒エンジンです。

ここはV8エンジンだと逆立ちしても勝てないかと。これだけでも価値はプライスレス!

ただしFFの方が良い音かと個人的には思いました。

ボディは決して軽くなくサイズも大きいのですが、これは4WSの効果なのでしょうか。コーナリングの回頭性は非常に良いですね。フロントエンジンなのでアンダー傾向は強いのかなぁと思ったのですが、ステア特性はニュートラルで舵角に対してスパッとコーナーで曲がりますし、アクセルオンで簡単にパワーオーバーステアにもっていけます。超カッコいい!

こう書くと、さも私が相当な手練れドライバーのように聞こえますが、そうではなくて、全て車の電子制御の賜物で動作がマイルドなんですね。フェラーリのこういったエンジン、トラクション、デフ周りの車両姿勢制御技術はほんと凄いです。

ブレーキはボディがさすがに重くフロントエンジンですからそれなりにノーズダイブはありますが、サーキットでも十分に走れることがわかりました。

個人的には、GTC4LussoかGTC4LussoTどちらを選ぶかというと、

GTC4Lussoですね。

理由は

  1. 12気筒エンジン(4人乗りフェラーリの最後の自然吸気エンジンかも)
  2. サーキットでも雪道でも走れる先進的な4輪駆動の走破性(フェラーリでスキー場に行く贅沢)
  3. 大人4人で快適なドライブが可能(快適で最強のデートカーにもファミリーカーにもなるユーティリティー性)
  4. 積載性の高さ(猟銃を積めます、猟犬も可能な実用性☺️)
  5. フェラーリにしては納車が早い(488スパイダーは2年待ち、488GTBでも1年くらいか)
  6. 他のフェラーリオーナーから一目置かれます(間違いないです、本物の人だと)

もし持てる車が1台で経済状況が許されるなら私は間違いなくこの車をチョイスします。

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