久しぶりの更新ですが、
まず始めに、新型コロナウイルスで亡くなられた方々に謹んでお悔みを申し上げます。また罹患された皆様の一日も早い回復をお祈り申し上げます。さらに日夜奮闘されている医療関係者、物流・小売事業者並びに政府関係各機関の方々に御礼申し上げます。
とにかく生活が激変しましたね。世の中ではアフターコロナやウイズコロナという言葉も使われますが、今後は全くコロナ前の生活に戻ることはなさそうですね。今後は生活様式が劇的に変わるってのが共通認識かと思います。
かくいう私も以前は全く存在さえ知らなかったZOOMやTeamsを毎日使ってテレワークしています。慣れるまでは大変でしたがビジネスの世界においてもNew Normalとなるでしょう。企業間でも対応できている会社とそうでないところの優勝劣敗が今後はよりハッキリするのでしょう。
Ferrari
5月8日の発表によると、7週間にわたり生産停止をしていたマラネロの工場ではフル生産に向けて徐々に発進です!👏
生産再開の記念すべき最初にラインオフした車は、何だと思いますか?
Ferrari Monza SP2
下の動画に出てくるのはSP1ではありますが。昨年はエンツォの生誕祭で盛り上がりましたねえ。
さらに続いたのが、グリージョ色の
812 GTS spider と
下の写真はイメージです。
ロッソコルサの
F8 だそうです。
この写真はコーンズ 芝の試乗車です。
合わせてフェラーリの決算(20年1Q)も5月4日に発表されました。以下、Ferrari社プレスリリースからの引用です。
- 出荷台数は2738台で前年同期比で+5%
- 営業収益は€932Mで前年同期でほぼ同じ
前年同期比で307台(+25%)増えているわけですが、増産に貢献したのはV8モデルの488 Pista、488 Pista Spider&F8 Tributoとのこと。
実際私の周りでも一気に納車が進んでいますね。面白いのは中国、香港&台湾への出荷で、
わずか37台、前年同期比で−90%!
武漢熱の影響がモロに大陸に出ていた時期なのでその影響をもろに喰らった感じですね。日本はRest of APACで今や一括りです。イタリア本社が日本をどう見ているかの証左でもありイタリアといえば欧州圏で中国と最も仲の良い国の一つです。そういう目で見るとこのセグメント「Mainland China, Hong Kong and Taiwan」って表記。意味深です。
そこでJAIA発表の輸入車新車登録台数速報から
日本におけるフェラーリの新規登録台数を見てみましょう。
- 1月が、90台
- 2月が、101台
- 3月が、117台
- 4月が、71台
1月から3月で、308台
つまりRest of APACの435台に占める割合は、
70%です。地域別セグメントとして独立してJapanと記載しても良さそうな数字ですよね。これは政治的な意味合いがあるのかないのか?私がRaceの株主なら聞いてみたいもんです。こういうFACTベースの数字を見るとフェラーリ・ジャパンの顧客を馬鹿にしたような対応にも合点がいきます。
F8 Tributo ドンドン入ってくるようですが気になるのは、今やフェラーリと言えどもキャンセルが発生しているようです。
そりゃそうだよねぇ。こんな緊急事態に呑気にフェラーリの新車買える人は相当限定されますからね。