Jeep社のラインナップを見ると
Wrangler(ラングラー)
Cherokee(チェロキー)
Grand Cherokee(グランドチェロキー)
Compass(コンパス)
Renegade(レネゲード)
の5つの車種があります。
それぞれの車種の中にもいくつかのグレードが展開されており
顧客はそれぞれの用途によって自分に合った車種を選択することができます。
先日のブログでは、ラングラーの試乗について書きましたが、
今回はフラッグシップモデルの
グランドチェロキーについて、
街乗りと高速で約200キロほど走行した感想を書きます。
また、スーパーカーオーナーの日常のアシとして流行中の、TOYOTAのプレミアムミニバン(ヴェルファイア)とも随所比較してみました。
今回乗ったのは2016年に発表されたJeep 75周年記念限定車です。
車両を目の前にしての第一印象は、
思っていたよりデカい!!
ヴェルファイアと比較しても遜色ないサイズ感
グランドチェロキー | ヴェルファイア | |
全長(mm) | 4835 | 4915 |
全幅(mm) | 1935 | 1850 |
全高(mm) | 1805 | 1895 |
居住性は可変式シートレイアウトの取れるヴェルファイアに軍配が上がります。
Jeepのアイコンでもある『7スロットグリル』は2017年モデルからは若干高さが上下に短くなるようですが、
この75周年記念車では、先行して2017年モデルのスタイリングとなっております。
この迫力のあるフロントの顔つきは、ヴェルファイアにも負けないゴリ押し感があって個人的には好きですね~!
乗り降りに関しては、最低地上高の低いミニバンが有利ですが、
グランドチェロキーは、エアサスで車高を上下できるので苦にはなりませんでした。
まず、河川を渡ることはないと思いますが、車高を上げれば水深508mmまでの走行が可能とのこと。
大雪や冠水時には車高が高いと助かります。
ハンドル操作は極太タイヤだから『重いんだろうなぁ~』と勝手に想像していたのですが、
まさかと思うほどの軽さで肩透かしをくらいました。
私にはこのフニャフニャ感が馴染まなかったのですが、
実は『コンフォート』、『通常』、『スポーツ』と切り替え可能なパワステモードがあり、
『スポーツ』モードを選ぶことで適度な重さとなり、好みの操作感になりました。
ポルシェのパワーステアリングプラスのようなことを、状況に応じて自分で選択する感じです。
高速走行においても、不快なロードノイズもなくパワフルな加速をします。
なんと言っても秀逸なのは、
ACC
(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
フロントバンパーに取り付けられたミリ波レーダーによって速度を自動調整し、
前車との車間を保ちながらアクセルを踏むことなく走行するものです。
前車に追従し加速も減速も完全停止もしますし、自動で前車に追従し再発進もします。
ヴェルファイアは完全停止後の再発進は手動なので、グランドチェロキーのほうが楽チンです。
クルーズコントロールの最高速度は160km/hで、ヴェルファイアの115km/hよりも高速です。
今回、街乗りと高速での走行約200キロでの平均燃費は、約8.8km/lでした。
この手のプレミアムSUVにしては珍しくレギュラーガソリンなので、
ディーゼルやハイブリットには敵いませんが、お財布には優しいと思います。
また、グランドチェロキーは女性が乗っていてもカッコいいですね~♪
スーパーカーオーナーの足車はトヨタのプレミアムミニバンが流行ってますが
スーパーカーとプレミアムSUVって組み合わせも間違いないですね~!
グランドチェロキー!走りも、見た目も、コスパもいいのでスーパーカーの足車に最高なのではと思いました!
そしてJeepは何と言ってもフィアットグループだし
The Official Ferrari Magazineに広告も出してるくらいだし
フェラーリとのマッチングは最強ですね!
グランドチェロキーに乗るチャンスをくれた友人に感謝です!
Midas