さて、皆様はフェラーリオーナーというと、どういう人物を想像しますか?
このブログをご覧の方はフェラーリオーナーの方も多いと思います。
オーナーの方は世間からの自分のイメージってどうなのかな~?とか考えたことあるはず 😆
重ね重ね申しますが、このブログは特定の方に対して悪意を持っていたり批難中傷をする内容でもございません。
あくまでもオブザーバーとして客観的に見た観察レポートですので悪しからず。
まあ、フェラーリオーナーに共通して言えるのは多かれ少なかれ目立ちたがり屋で自己顕示欲のある方ですよね。
でなければ、あんな普通じゃないクルマにはまず乗らないでしょう。
さて、フェラーリオーナーをタイプ別に分類するにはまず、
『フェラーリを買おうと思った動機』
が重要に思えます。
動機によってその後の所有年数も違うし、フェラーリのある生活スタイルも違ってきます。
という訳で動機別分類をまずはしてみましょう。
『とにかくF1から何から何までフェラーリ命って方』
『スーパーカー世代で車イコールフェラーリだった方』
この手の方は、とにかくアツいです!
フェラーリについて語らせたら一晩どころか、本まで書けるくらいなんじゃないかな〜 😎
とにかくフェラーリが大好きなので、生活の中心にフェラーリがあると言っても過言ではありません。
雑誌に始まりミニカーやグッズ関係もかなり収集しており、周囲の人や家族には半ばあきれられていることもしばしばです。
筋金入りのフェラリスタである彼らは時に買い換えなどはしますが、原則フェラーリに乗り換えます。
もちろんフェラーリ歴は長いです。
意外と、オーナーの中でフェラーリのF1好きが高じて購入に至ったって人は少数派のように感じます。
F1よりもスーパーカー世代だったりバブル期に買えずに過ごし、市販車のフェラーリに対する憧れが強すぎる方のほうが多数派のように感じます。
また、F1が好きな方は好きすぎてフェラーリに自分が乗るなんて恐れ多くてできません!って方もいるようです。
ともかく、オーナーの大多数を占めるであろう動機と思われます。
『フェラーリの造形美に惹かれる排他的エンスーな方』
この手の人たちは美的感覚が何と言っても高いので
ひと言目には
「マシーンでデザインしたような最近のフェラーリはだめだねー!」
「やっぱピニンでしょ!ピ・二・ン!!」
と始まり…
「エンジンね~あれこれあれこれ・・・」
「60年代は美しいよねー、あー、あんとき◯◯◯買っとけばな~」
と、ひと通りこんな感じの会話が続きます。
ま、現実的なところ512BBとかDinoあたりのやや旧車に乗っている方が多いのかな・・・
この手の方々は、妙に新型車に対してディスりが入るのみならず新型車を次々と買い換えるオーナーに対しても、「ケッ、この流行り物好きのにわかフェラーリ乗りめ!」といった感情を持っていることが多いですね〜^^;
新型車にも、そのオーナーに対しても、(やっかみの対象となるのか)相容れない様で、打ち解けようとしない傾向があります。
かと言って、旧車同士で集まっても妙なマウンティングがあって、いがみ合う事が結構あるようです。
わりと面倒くさいですよね…
ところで、相場が上昇した旧い車を持っていると
「気合い入っててイイっすね〜!」とか、
「俺も欲しいけどムリだな〜!羨ましい!」
「さすがお目が高い!」
「今、売ったら凄い値段ですよね!」
といった感じに妙に尊敬される傾向があります。
本人は好きで乗ってただけなのに、後から相場が上昇したってだけでリスペクトされるなんて不思議な話ですよね〜 🙄
例えばDinoですが、現在Dinoのオーナーで高値で買った人なんてほとんどいないと思います。
あれよあれよと言う間に勝手に相場が上昇した感じでしょうね〜♪
Dinoほど不当に高値がついてる車はないですよね…
206は少ないけれど、なにぶん台数も4000台近くあるし、そもそも低コストの大量生産車なので色んなところが安っぽいんですよね、相場も今後はどうなるか分かりませんね〜。
勿論Dinoは厳密にはフェラーリではありません!
全くの別ブランドである『Dino』です!
フェラーリ初のミッドシップとして認知されていますが、なにせV6エンジンですし、目に見える所のどこにもフェラーリのマークはありません。
大量生産車として爆発的にデリバリーされフェラーリに利益をもたらし、その後のピッコロフェラーリに繋がる礎を作った功績があるので現在ではフェラーリの1車種ってことになっていると思いますが、こだわりのある方は、「俺はフェラーリじゃなくてDinoに乗ってるんだよ!」って怒るかもしれません。
しかし、あの美しいデザインは色褪せない素晴らしさがありますよね〜 😀
本筋から少し脱線しちゃいましたね 😉
さて、動機についてはまだまだ続きますが、長くなるので今日はこれぐらいにしておきます。
Midas