さて、気まぐれ連載の続きです。
前回までの話題はコチラ↓
気まぐれ連載!フェラーリ周辺の人々の世にも不思議な生態系【導入編】
気まぐれ連載!フェラーリ周辺の人々の世にも不思議な生態系【オーナー編①】
『フェラーリを買おうと思った動機』
の続きです。
『儲かったし、フェラーリでも乗ってみるかって方』
「儲かったし、バリッとした車でも乗るか~
「こないだヒルズでカッコいいの見かけたな~、あれ、フェラーリって言ったっけ?」
「周りも、AMGばっかりでかわりばえしないし…」
「銀座のネーチャンもフェラーリって話してたし、どうなんやろ?」
「フェラーリってオートマでもイケるんかい!?」
「そいじゃ、いっちょ買ったろか~!!」
みたいなw
F1マティックと、カリフォルニアの出現により、この手の方々が増えましたね〜 😮
それほど車が好きというわけではない方の場合、
クリープ現象もなく、快適装備も少ない車との相性が良いわけもなく・・・
オプションてんこ盛りでオーダーした挙句、ほとんど乗ることなく一度目の車検で退場します。
もちろん景気の波もかなり影響します 😥
『フェラーリ!モテそうじゃん!!って方』
文字通りの動機ですw
それ以上でもなくそれ以下でもなく、非常に分かりやすいですww
結局、ゲレンデがモテると知ると退場することとなります。
『走るの好きで、突き詰めたところフェラーリにたどり着いたって方』
「とにかく、色々と乗り換えて、結局フェラーリにたどり着きました~」
「速ければマクラーレンでもよかったんです 😉 」
といい、458スペチアーレで躊躇なくサーキットを攻めまくる方がいる一方
走りを突き詰めてフェラーリに至ったっていう方の中には・・・
昔はカリカリにチューナップしたGT-Rで外国製スポーツカーを目の敵に追いかけまわし
「フェラーリなんて格好だけの音のでかい車じゃん!」なんて言っていたのに
ひとたび金回りが良くなるとフェラーリにたどり着くことがあります。
結局、なんだかんだとフェラーリを意識しっちゃっていたのですが、なかなか素直に認めません。
決め台詞は、「突き詰めたら、走りは、やっぱりF1由来のメーカーだよな~」
でも、なぜかF1マチックを認めない傾向にあり。
「男はさ、フェラーリはさ、MTっしょ!」
「マ・ニ・ュ・ア・ル!!」
速さを求めてるのか何だか訳がわからないですよね
速さを突き詰めたなら新型F1マチックですよね 😆
『とにかく目立つ車でブイブイ言わせたい』
とりあえず、爆音マフラーは必須です!
キダスペ、クライス、パワクラなどの社外マフラーを装着している個体が多く、正規ディーラーお断りです。
という訳で必然的に、モデナや355あたりが多くなります。
355はマフラー交換程度で抑えておく方が多いですが、モデナ以降はオートマが多く運転が楽になったんで、ついつい色気が出てしまいます。
結果、エアロにラッピング、果ては電飾などのデコレーション系に至ります。
中には、新型車種でもホイール、マフラー交換程度はやっちゃいますよ〜ってツワモノもいますが、飽きやすいのか車検まで乗らない方が多いのかな〜 😛
この手の方々は次第に、純正に戻す手間と、目立ち度に物足りなさを感じてランボに走るか、景気の波を受けて消滅していくことがあります。
355の方は、わりと息が長く所有してます。
『子供の頃から自宅にフェラーリがあった幸せな方』
『親が異常にフェラーリが好きで他に選択肢がなかった方』
この手の方々に動機もへったくれもありません。
フェラーリ以外の選択肢がない中で、好きになるか、どうでもいいかどっちかです。
好きになった場合は、もう、エリートフェラリスタとして突き進むしかありません!
親子でフェラーリ街道をぶっちぎってください 😎
『フェラーリを利用して何かを企てようとしている方』
フェラーリを持ってる自分は成功者であるかのように、自身のSNSにアップし成功の秘訣を教えますよ~と商材を売るパターンや
オーナーズクラブなどに顔を出して、そこで何かを売ったり、コネを作ろうとする方もいます。
なかには、フェラーリコミュニティを婚カツの場として立ち回るツワモノもいます。
凄いですなぁ~ 😯
皆さまも、お気をつけ下さいね~
などなど、人それぞれ色々な動機があるものです。
次回からは、オーナーの社会的背景やコミュニティーなどについて書きたいと思います。
Midas