今年も本格的な、オークションシーズンがやって来ました。
2018年の一発目とはいえ早いですねぇ。
RM Sotheby’s
アリゾナ州のフェニックスにて1月18日、19日に開催されます。
昨年は、フェラーリの1969年モデルの365 GTSが事前の予想を大きく超えて、それまでの3倍近くの価格
約4億円
で約定しました。
オートサロンのオークションも個人的には楽しみですが、世界的にはマイナーですからね。
こちらのアリゾナのオークションでは、100台以上が出展され、オークション参加者も世界30カ国の人々だそうです。
大富豪のカーコレクターでオークションに参加する人だけでなく、スーパーカーを現に持っている人たち、これからスーパーカーに乗ろうという人たちにとって、今後の相場動向を見ておく上で非常に参考になります。
今やスーパーカーやクラシックカーは、走る不動産ですから資産価値としても無視できません。
今回の出展リストを見ると一番多い車は、もちろん
Ferrari
20台もあります。
古いところでは、ロットNo.248
1952年製のFerrari 212 Inter Coupe by Ghia
これが、フェラーリとは思えないスタイリングでカラーリングもユニークですね。
1952年のパリ・サロンで披露されたワンオフのショーカーです。
予想落札価格は、160万ドルから200万ドルとのことです。
フェラーリの一番新しい車では、ロットNo.148
2017年製のF12tdf
こちらは、オプションが1000万円超入っているそうですが、
予想落札価格は、120万ドルから140万ドルとのことです。
フェラーリでビックリなのは、日本では人気もなく見向きもされてなかった12気筒モデル
下手すりゃ500万円ポッキリで買えたであろう
マラネロ系に高値がついていることですね。
特にビックリなのは、バルケッタでしょうか。
5000万円は軽く超えてますねぇ。ワンオーナー物を無茶苦茶お安く買うチャンスあったんですよねぇ。
でもオーナー氏曰く、寒い、出先で雨降ると困るで躊躇しました。😂
Porsche
が、15台です。
356が4台も出てますが911を中心に年代は幅広いです。
個人的には、ロットNo.227の
1987年製の911 Turbo Flat Nose
予想落札価格は、15万ドルから20万ドルとのことです。
懐かしいですねぇ。そしてこの価格、これならいけるんじゃね的な。。
Lamborghini
は、少なくて4台だけです。
ジャガーが多いですね。10台もあります。栄光のあるヒストリーを持っているということでしょう。
あとはメルセデス・ベンツが5台、ロールス・ロイスは7台
意外なのは、
TOYOTA
2台ありました。
なんと2000GTとランクルです。
こちらの出展車両リスト見ているだけでも、
妄想とともに至福の時間を過ごせますよ。
RM Sotheby’s Arizona Catalogue
もちろん参加もできます。
さて今年はあっという高値が出るんでしょうか、要注目です。