Sharing Economy
の発祥の地と言えば、カリフォルニアですがその中でも
Airbnbは有名で日本でもかなり浸透してきましたね。
新たに色々な問題も発生するわけですが、個人の資産の有効利用という観点だけでなく社会にとっていろんな可能性がありますよね。
カーシェアリングの世界で言えば、
UBERでしょう。こちらも本社はサンフランシスコですね。ここのところ経営陣のゴタゴタで会社のバリュエーションは下がっていますが、市場の時価総額は相当なもんでなんと技術の日産より大きいんです。
UBERは日本でも使えるようにはなりましたが、守旧派の筆頭であるタクシー業界の反発で拡がっていませんね。個人的には資産の有効利用で素晴らしいと思うのですがね。全てのタクシーが必ずしも安全だとは思えないんですがねぇ。
そもそも日本のど真ん中、六本木界隈でもUBERのアプリを起動しても対応しているハイヤーが少ないので待ち時間が結構ありますよね。そして料金も高いわけで使ったことは全くなかったのですが。。
サンフランシスコは本場ですから、何事も経験、是非とも使ってみようと。まずはアプリのダウンロードから始めて。。
米国なので全て英語かなと思ったら、日本語でサクサクとダウンロードも完了し、ユーザー情報を登録して車を呼び出してみると、
ダウンタウンということもあり、車がいるわいるわ。
そこで滞在先のホテル「ザ・パレス」でのピックアップを指定して待つこと5分、車がどの経路で向かっているのかわかるので面白いですねぇ。
画面上で、ドライバーの名前や車も確認できるので安心感があります。
そして何と言っても運賃が事前に確定されるのが良いですね。
旅行者丸出しでタクシーだとよく遠回りされて、余分な運賃と時間を払わされたもんです。かつてニューヨークでよく経験させられました。ロシア人のドライバーとかね😂
ドライバーの到着です。日系人かな??とにかくアジア系ですが出身国により微妙ですからねぇ。どうしたものかなと思いながも、
スーツケースをトランクにブッ込んで、ハーフムーンベイの「リッツ・カールトン」を目指します。
どれくらい時間がかかるか聞いてみると、およそ1時間だと。
まあ1時間ありますから、ここはドライバーと会話タイムですね。
「日本からか?」
東京からだと答えると、「すげー」と。。そういう認識なのねとちょっと驚きました。
彼はベトナムからの移民で陸軍に志願して日本に行ったのだがすぐに韓国に送られて、非常に残念だったと。。
なんでUBERのドライバーやってるのか聞いてみると
「自分の空き時間に効率的に稼げるからだよ」と。
まさにシェアリングエコノミーの真骨頂だと思った次第です。さすが合理的なアメリカだなあ。
なるほどなあと頷いているとおもむろに、
「日本による満州帝国の支配はどう思うか」と
かなりインハイの豪速球を投げ込まれまして。。彼ベトナム人じゃないの?これはどう答えたものかと思いながら、
当時は世界的に帝国主義の時代で云々という話をしたら「そうじゃなくて満州人を日本人はどう思ってるのか?」と。。
彼の祖父は満州人でその後、中国共産党により国を追われてベトナムに逃げたと。
かなり難易度が高い会話を楽しみ??ながら海沿いの絶景ポイントを走っていきます。西伊豆みたいなところだなぁと。
するとあっという間に、
五つ星ホテルの「ザ リッツカールトン・ハーフムーンベイ」に到着です。
車を降りて、自動的に決済完了です。すぐに領収証がUBERからメールで送られてきました。
そこには目的地までの走行ルート、走行距離、所要時間、
約33マイルですから約53キロ走って、乗車時間は52分、
料金は$50.35ですから5,500円ほどですね。
タクシーなら倍以上のコストだったでしょう。
UBERは想像以上に簡単で便利で安くてクールでした。
使ってみて大満足でした。
私も東京でロールス・ロイスかメルセデスでUBERやりたいなあ。あ、フェラーリのルッソもいいなあ。