前回の話↓の続きです。
私の中で、2000年代前半に勃発した
フェラーリ360モデナ(1675万円)
Mercedes-Benz SL55AMG(1680万円)
ポルシェ911GT3(約1500万円)
の三つ巴の対決!
役者は揃いました!!
あとは雌雄を決すべく最終決断を下すだけです!
ところが、私はまだ悩んでいました 🙄
当時、フェラーリはクルマ好きなエンスーな方か芸能人かプロスポーツ選手が乗るイメージでした。
さらに言うと私の中では、フェラーリは半端な気持ちで所有してはいけない車という感覚でした。
それほどフェラーリを神格化していたのですね~。
ところが360モデナの出現で環境が激変しました。
F1マチックが市民権を得て爆発的なセールスを記録
赤以外のフェラーリを街で見かけるようになると…
『なんだ、俺も乗ってもいいんじゃん!』
と、気持ちに変化が生じてきました。
ここが、私の分水嶺となったのだと思います。
結局、『360モデナ』は買いませんでしたが…
最高の初フェラーリを購入するに至りました。
今のフェラーリは乗り出し価格で3000万円オーバーが当たり前になっているので、最初の一歩が踏み出せるかは360の時代とは比較できないですよね。
しかし、勇気づけられるエピソードもあります。
20年前に約1500万円で発売されたF355が現在でも900万円前後で流通しているということです。
これは、車種や程度や人気にも左右されますが、自動車という動産にしてはフェラーリは価値の目減りが極めて少ないということを表しています。
景気にもよりますが概ね新車から一回値落ちした後は、そのままの価格で推移することが多いのです。
上手くいくと、その後30年でビンテージ価格として跳ね上がることだってあるかも知れません。
大好きならば、買って損はないと思います!
また、買うだけで終わらないのがフェラーリの良いところです。
フェラーリ社やディーラーやFerrari Owners Club Japanが主催の様々なイベントやパーティー…
フェラーリでドライブした思い出や貴重な体験…
これら全てがフェラーリワールドなのです!!
今ではフェラーリなしの人生は考えられません。
もしあの時、最初の一歩を踏み出さなかったらどうなっていたのだろうかと思うこともあります。
確実にお金は、減らなかったとは思います。
しかし、あの一歩を踏み出したからこそ得たものもたくさんありました。
なかでも一番の財産はフェラーリを通じて、素晴らしい友人が出来たことです。
それはオーナーのみならず、ディーラーマン、メーカー本社の人、関連企業の方だったりもします。
年を重ねていくにつれ、なかなか新しい友達ってできなくなるものですよね。
仕事の付き合いから友人関係に発展することは少ないですし、仕事とプライベートは切り離して考える人が多いですよね。
昔の友達も、だんだんと遊ばなくなりますよね。
それは、懐の具合もあるだろうし、家庭を優先し遊ぶ暇がなくっなっちゃうとか、いろいろな理由があるとは思いますが… 少し寂しいですよね。
フェラーリを通じてできた友人は貴重な財産です。
フェラーリにありがとうと言いたいくらいです!
もしあなたがフェラーリを買える段階で悩んでいるのであれば、私は絶対に買うことをお勧めします。
一度は、この素晴らしいフェラーリワールドを体験してみて欲しいからです。
そして、この気持ちを共有できたら嬉しいです♪
Midas