久々に、時計熱にかかってしまった。
このブログをご覧の方なら、一度はかかったことがあると思います。
時計といえば・・・
フェラリスタとしてはお約束のウブロ熱にも耐えてきました。
周りがこぞってリシャールミルを買いまくるのも静観し平穏に暮らしていたというのに・・・
今ごろになって時計熱にうなされています。
その原因となった時計メーカーとは・・・
PATEK PHILIPPE
(パッテック・フィリップ)
誰もが認めるスイスの高級時計メーカー!
誇らしげに刻印されたジュネーブシール(今はパテックシール)や、ミニッツリピーターや永久カレンダーといった複雑機構。
そして一切の妥協なく作り込まれたその製品は、値段においても一円の値引きさえ許さないという徹底ぶり…
まさに王道を突き進む不動のトップブランド。
もちろん私にとっても憧れの雲上ブランドで、いつかはパテックをって思っていました。
しかし、『自分にはまだ早い』とか『オヤジくさいな~』なんて思い、気持ちを封印していました。
ところが昨年の10月、友人に連れられて行った百貨店の時計売り場で久々にパテを見てからというもの、くすぶっていた想いが再燃してしまいました。
その想いは、日に日に増大し、忘れよう忘れようとしても頭の中から消し去ることが出来なくなってしまいました。
私にとって第一次時計熱だった2001年当時の、まだ一新時計さんが正規代理店だったころのカタログを見ると・・・
モデルにもよりますが概ね現在の三分の一の価格!!
その当時でも、さすがパッテクは高いな~なんて思っていましたが・・・
随分と値上がりしましたね~ 😥
昨年11月に価格改定があり少しだけ安くなったみたいですが、かなりの上昇率です。
紳士物のパテックの分類としてはおおまかに
グランドコンプリケーション
コンプリケーション
カラトラバ
ノーチラス
アクアノート
ゴンドーロ
コールデンエリプス
があります。
機構はオーバーラップするものもあります。
今回、とにかく革ベルトでローズゴールドの時計が欲しいなと思っていました。
あとはデザインで選ぶことになるのですが。
グランドコンプリケーションは、ファーストパテックとして買うには金額的にも勇気がいるのでパス。
まずは定番中の定番でカラトラバの5196、通称『クンロク』かな・・・
と思いましたが、シンプルすぎて物足りなくなりそうなので、とりあえずパスします。
で、コンプリケーションの中から選ぶことに…
昨年10月、百貨店で気になったコンプリケーションの5905。
年次カレンダーにクロノグラフもついてパテにしてはかなり分厚く径も42mmと大きいモデルです。
最近の巨大な時計に見慣れた私にも違和感なかったのですが、残念なことにプラチナケースしか作っていなかったのでこれも候補から外れます。
そこで、似たレイアウトだけどクロノグラフが付かない年次カレンダーの5205はどうだろうかと・・・
店頭巡りの旅が始まります。
実物をみると、2時と10時に位置するカレンダー表記が微妙にとっ散らかった感じがしました。
また、ローズゴールドにホワイトの文字盤は申し分ないのですが、長めのバーインデックスと、インデックスの内側に金の円があしらってあるのが少しうるさく感じました。
ケース自体は40.2mmと大き目なのに対し、ケースが段々形状になっているため内側の文字盤が意外と小さくみえるのでやはり、上記の5905のほうが格好良く感じられました。
さらに、ベルトバックルが普通の尾錠だったのが若干残念に感じました。
2店目に入るとローズゴールドの5396がありました
透き通る白文字盤に年次カレンダーとムーンフェイズが刺さりました。
カレンダー機構とムーンフェイズが12時から6時の縦のライン上にまとまって配置されているのがとてもクールで38.5mmの長径ながらもわりと大きく見えます。
ベゼルもポリッシュされており本当に美しい!!
そして、なんと言っても折りたたみ式バックルがカラトラバ紋章タイプなのです!
かなり、ヤバいです!
もはや陥落寸前です。
ところが、このあと思わぬ展開が待ち受けているのです…
長くなるので続きはまた今度。
Midas