モデナの街を散策したあとは、
エンツォ・フェラーリの生家があった
「Museo Enzo Ferrari」へ
入館料の16ユーロを払い中へと入ります。
こちらの博物館ではエンツォの幼少期からレーシングドライバー時代、そしてフェラーリ社のボスとしての90年の人生にフォーカスしており、19ものプロジェクターによるビデオがありますので、全部を丁寧に見ようと思えばかなりの時間が必要です。
全景はこんな感じです。
中に入ると体育館のような大きなスペースに、車の展示がありました。
ラフェラーリやエンツォやF12tdFなどの凄いフェラーリがあるわけです。
が、正直言ってオーナーズクラブに入っているフェラーリオーナーにとっては、おおっ珍しいって車はそれほどなかったんですね。
その中で唯一あったのが、上の写真の右端の車ですかね。
SP12 EC
特別注文を受けて製作した世界に1台のモデルですね。
オーダーした人物は、エリック・クラプトン、だから「EC」なんですね。
458ベースのこの車、「512BB」からインスパイアを受けたということです。
でもワンオフモデルなのにここに展示されているということは、展示のために借りてるってことでしょうかね??
他には、こちらの博物館の注目としてはエンジンでしょうか。
F1エンジンの12気筒モデルから現行市販車モデルまでのかなりのエンジンが展示されていますので、メカマニアには堪らないところかと思われます。
レース屋でありエンジン屋のフェラーリを強く感じる場所ですね。
こちらは、左が812 Superfastのエンジン、右がFFのエンジンです。
こちらは、1987年のF1で使われた1496ccのV6ターボエンジンです。
920hp@11500rpm
こちらは1989年のF1エンジンです。
3497ccのV12気筒で最高出力は、
600hp@12500rpm
フェラーリのエンジンは、芸術品のように美しくいつまでも見てて飽きないですねぇ。
この博物館、エンツオ好き、エンジン好きには堪らん場所でしょうね。
ここを見た午後はいよいよ、本丸のフェラーリ・ファクトリーツアーに向かいます。
まずは滞在しているホテル
ウナホテルモデナ(Una Hotel Modena)
に設けられた専用カウンターで可愛い女子に迎えられての受付です。
いよいよこの旅のハイライトである、フェラーリ本社ファクトリーに向かいます。
続きます。