Ferrari 488の1年点検の大事件、オイル漏れです!
早いのもので、新車で購入した
488GTB
も1年が経ち、1年点検のために、
コーンズ芝サービスセンターに入庫しました。
走行距離は約2000キロです。
すると大変なことになってました。
12ヶ月点検の内容自体は、
- エンジン廻り点検
- スパークプラグ点検
- エアクリーナー点検
- ベルト類点検(エアコン、オルタネーター、パワーステアリング)
- クーリングシステム加圧テスト、各ホースバンド締付け
- 各油脂類点検
- 4輪ホイール脱着、タイヤ空気圧点検調整、ホイールボルト締付け
- ブレーキ各部点検
- 下回り点検、ステアリング、サスペンション廻り点検
- フェラーリ専用テスターにてエラー点検
- エンジンオイル&フィルター交換
- エアコンフィルター交換
ざっとこんなところです。
7年メンテナンスサービスで上記のものは全て無料です。前払いしているとはいえ、有難いですね。
そしてこのエンジン廻り点検にて重大な事件になり得る事象が発見されました。
オイル漏れです。
カムカバー左右からエンジンオイルがにじみ出て漏れていると。このオイルが直下の高音になっているエギゾーストマニホールドに垂れてしまうと最悪、
火災になるとのことです。
古いフェラーリでよく燃えるケースはほとんどこのパターンらしいですよ。整備記録は重要ですね。
488については、新車状態でもこの油漏れ実は結構あるようです。
ついては、新車3年保証でのエンジンオイル漏れ修理となりました。
ところがこの修理、何とエンジン脱着が必要とのことでかなり大掛かりな作業となったようです。
部品の交換を確認して見ると、
Oリング、シールリング、ワッシャーやガスケット等かなりの部品が交換されたようです。
これ普通にお願いすると恐ろしい金額の請求額になったんだと思います。
もちろん新車3年保証で無料でした。
あくまで保証は3年です。7年はメンテナンスプログラムですからお間違えなく。
これもディーラー車の新車購入だから無料での修理となりましたが、並行新車だと実費だと思いますので、
見た目の安さでの並行物を買うときは注意した方が良いと思いますよ。
458スペチアーレの並行物もライトの光軸が日本仕様になってないので通らないと問題になっているようです。
今の車はライトのアッセンブリー交換なので、かなりの出費になるようです。
さてオイル漏れ修理のため日本で組み直された、488のエンジン、
心なしか、タービンが下から回っているような気がします。トルクが増えたかな?
勿論光軸調整は済んでいます。多分車検は大丈夫です。予備検査通す時に光軸が反対だと通りませんからねぇ。
私も同じになりました。
488に限らず、保証期間中に早めにトラブルが発見されて良かったという考え方もあります。低走行車が中古市場でも幅を効かせるわけですが、保証がないとエンジンに何かあるととんでもない出費になりますからね。私の488は重整備後に明らかにエンジンの吹けがよくなり低速トルクも増したような気がしました。
私の個体は並行です。70周年記念モデル。既にオイル漏れです。。勿論保証は効きません。。。実費になります。ばくばくで150万程掛かるとの事です。しかし、やらないと仰る通りエキパイから発火。。。火災と言う最悪のパターンになると元も子もないですからね。。 涙を吞んで来年頭に実施します。まだ走行距離300キロでした。並行を買うと言うことはこの様なリスクを認識した上で買う事が重要ですね。私はある程度覚悟をして居ましたが、まさかこんなに早く来るとは思いませんでした。。。。
Takioさま
貴重なコメント有難うございます。返信が遅れました。並行の個体だとこういうトラブルがあると大変ですね。車検の時もお気をつけ下さい。458系の並行モデルでは車検時にヘッドライトのアッセンブリー交換が大量に発生したそうで結構な金額だったと聞いております。
7年保証も切れた古い車なら並行でも良いと思いますが新車は要注意となりますね。