フェラーリ70周年記念イベント・ショー! DRIVEN BY EMOTION

前回はRMオークションの模様をお伝えしました。

フェラーリ70周年記念イベント@マラネロ!!【オークション編】

オークションの後はビュッフェディナーでした。

雨が降ってきたのもあり、世界中からのゲストが一斉にディナー会場入りしたため大混雑でした。

Hospitality Area

ディナー会場

ここからは、夜のショーの模様をお伝えします。

内容が濃かったため極めて長いブログになります。

長くて大変恐縮なので、最初に感想を言うと…

とにかく圧巻の一言でした!

そして、

鳥肌が立つほど感動しました!

写真と文章では、なかなか現場の空気が伝えきれないとは思いますが…

約1時間のショーの内容に興味をもたれた方は、よろしければ以下お付き合い下さいませ😉

 

ショーは複数のストーリーで構成されていました。

ステージ上の建屋の壁面とスクリーンを使ってプロジェクションマッピングが投影されました。

ステージ上の建屋

ステージ上の建屋

ショーの開始前から徐々に雨脚が強くなったため、建屋の壁面は雨垂れで滲んでしまっています。

雨に加え風も強くグランドスタンドの観客席にまで雨が襲い掛かります! 時折稲妻まで光ります⚡

マルキオンネ会長の挨拶の後、イタリア軍による国旗の掲揚とイタリア国歌の斉唱でショーが開始。

行進するイタリア軍

行進するイタリア軍

躍動感のあるアスリートと幻想的な映像が!

最初のストーリーはクルマに憧れる男の子の話。

男の子は青年へと成長、ふと星空を見上げると

If you can dream it !  You can do it !

(Enzo Ferrari)

星でできた文字が浮かびあがります…

青年は夜空に舞い上がり流星に乗って空を🌠

そこに一頭の白馬が現れ青年を乗せ駆け抜けます。

そしてカヴァリーノ・ランパンテのマークに🐎

次のシーンでは、青年は飛行機で空を飛ぶように…

その飛行機はレーシングカーへと姿を変えます。

おそらくカヴァリーノ・ランパンテの紋章のエピソードを表現したストーリーなのでしょう。

シーンは変わり…

とある小さな工場では、一台のクルマが間もなく産声をあげようとしています。

記念すべき最初のフェラーリ125Sの誕生です!

その後、エンツオの歩みが紹介されました。

次のパートでは、年代ごとにフェラーリの名車たちを時代の雰囲気を表す曲と芝居でfeatureです。

まずは40年代の流行歌と125 SのShort Storyです。

流れていた曲は残念ながら知らないものでした。

 

50年代は、ハリウッド映画全盛の時代です🎥

The Platters の”Only you”のメローな曲に合わせ

美しすぎる250GT カリフォルニア スパイダーが✨

 

60年代になるとザ・ビートルズのヒット曲🎵

” Twist and shout “が流れ、熱狂的なファンの前に250GTOとマッシュルームカットの歌手が登場!

 

70年代はミラーボールでSaturday night fever✨

512 BBがBee Geesの “Night fever”に合わせて登場

 

80年代は、マイアミバイスの雰囲気です。

テスタロッサと二人組の刑事らしき人物が登場🌴

曲は、Wham!の “Club Tropicana”

懐かしいですね~😁

 

90年代Spice Girlsの”Wannabe” でF50が登場✨

車からはMC. ハマーを模した人物が🎵

“U can’t touch this”をダンス!場内から笑いが😁

 

2000年代、特徴的なストリングスの音色が聞こえ

Coldplayの”Viva La Vida”がウォール街に流れ…

Enzoの登場です✨

 

そして、2010年代は La Ferrari Aperta✨

曲は、David Guettaの “Titanium”

EDM(Electronic Dance Music)にのってSiaの特徴的な歌声がクライマックスに向かい盛り上がります!

そして会場が赤く染まり…

125SとLa Ferrari Apertaだけが舞台に残ります。

その2台を両脇に、連なるような赤いドレスを身に纏った女性オペラ歌手によるジョルジュ・ビゼー作 歌劇カルメンから『ハバネラ』の独唱🎵

シーンは変わり…

ドヴォルザーク作交響曲第9番『新世界より』が流れるなか爆音とともに歴代GTレースカーが登場

舞台中央にはFXX K が!

凄まじい爆音が鳴り響きました😁

GT レースカー達が走り去ると、静寂の暗闇のなかナレーションがながれ、次のシーンへ…

Driven by Emotion

フィオラノサーキット

フィオラノサーキット

フィオラノサーキットを型どるワイヤーアクション

Rosso!!

次にF1でのスクーデリア フェラーリの栄光を振り返るmovieが… 歴代レーサーが写し出されます。

最後は現役の二人が舞台に登場し喝采を浴びます。

そして、画面がブラックアウトすると…

” I’ve always believed that you should never give up and you should always keep fighting even when there’s only the slightest chance. “

Michael Schumacher

シューマッハのあの名言が一面に映し出され…

彼の輝かしい走りの映像が!✨

そう!

会場は割れんばかりの大歓声と拍手の渦に包まれ、私も思わず身震いがしました。

その後、F1マシーンの登場です❗

ワイヤーアクションでのタイヤ交換!

トラックには実際にF1が走りスピンターンまで😅

そしてショーはクライマックスに!

Driven by Passion

エンジン内のクランクシャフト上を走る男が🏃

舞台の左右から光るバチを使った鼓笛隊が隊列を組んで登場し、中央にはバトン部隊が✨

ステージ周囲はおびただしい花火の大噴射で、火柱が空を照らし昼間のような明るさに!

最後は、70の文字が花火で浮かび上がりfinish✨

フィナーレからしばらくしてジャミロクワイのショーが行われましたが、あまり人気がなかったです😅

ジャミロクワイ ライブ

ジャミロクワイ ライブ

開始前は正直なところ、しっかりとショーが進行されるのか不安がありました。

しかし、悪天候をものともせず、むしろその悪天候までもが演出の一部と思わせるくらいの渾身のショーでした。

稲妻が!

稲妻が!

本当に最後の最後まで飽きさせることのない素晴らしいショーでマラネロに来たかいがありました。

 

次回はコンクール・デレガンスの模様をお伝えしますね。

これからも『現時点で日本一リアルかも知れないフェラーリブログ』を発信していきます!

乞うご期待を~!

 

Midas

フェラーリ70周年記念イベント・ショー! DRIVEN BY EMOTION” に対して2件のコメントがあります。

  1. 330P4 より:

    じっくり拝見しました。
    素晴らしい演出ですね、生でみたら感動でしょう。
    日本の自動車メーカーも10年毎に記念式典を行えば、顧客のロイヤルティーが高まるのになぁと思いましたよ。

    1. Midas より:

      本当に素晴らしかったです!
      地域をあげてセレブレートしている感じでしたが、日本ではなかなか難しいかも知れないですね。
      しかし、土砂降りなかをキャブレーターのオープンカーとかを惜しげもなく走らせていましたが後のメンテナンスが大変なんだろうな…

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