100万円コース?Ferrari リチウムバッテリー上がりについて

Ferrari

をはじめとした

高級車、特に最近の輸入車それもハイパフォーマンスカー

ランボルギーニやポルシェもバッテリーに

 

リチウムイオンバッテリー

 

を採用していますね。バッテリー上がりをしてしまうと厄介ですよね。

F8 Tributo

F8 Tributo

 

今回は長めなので、このバッテリー上がりの解決法をズバリお教えします。

 

結論は

 

RESETボタンを押すだけと

 

拍子抜けするほど簡単なんですが少しコツがありマニュアルにもどこにも書いてないので。知らなきゃわからない。

良かったら最後まで読んでみてください。

 

このリチウムイオンバッテリーの

メリットは

  • 高電圧、高電流で一発始動
  • 同じ性能であれば小型で軽量
  • 長寿命

 

一方で

デメリットとしては、

バッテリー上がりで一旦完全放電してしまうとバッテリー交換が確定?

 

高コスト=大出費

 

という事で皆様も自宅のガレージ等で普段は純正のC TEKのバッテリーチャージャーを繋ぎっぱなしにされているのではないかと思います。

また月極の平置き駐車場でも電源コンセントから充電中のスーパーカーをよく見かけますね。

 

そもそも従来の鉛バッテリーでもバッテリー上がりを防ぐために充電器でメンテナンスされている方が多いかと思います。

ただし鉛バッテリーは再充電が容易ですし仮にバッテリー交換となっても費用は5万円ほどでそれほどではないかと。

 

とところが、やってしまいましたぁ。

 

バッテリー上がり!

 

2ヶ月以上も乗っていなかった私のFerrari、車庫にすら入ることもなかったのですが、なぜか充電器のコネクターであるマグネット部分が外れており、完全に逝ってしまい全く動かない状態に。

 

頭の中は真っ白になりパニック状態ですねぇ。ましてその日は日曜日だったので頼りのコーンズのサービスセンターはお休みで連絡も取れず悶々と。。

 

納車時には

 

「バッテリーを絶対放電させないでください」

 

と何度もディーラーの担当に言われました。

 

どうなるのか?と聞いてみると

 

「全く不可動になるのでレッカー移動が大変だと」

 

パーキングブレーキの解除にリアホイール脱着してブレーキキャリパーまで外さないといけない、それも外したブレーキキャリパーは使えないと。。

 

えっ、数百万コースかと!

 

ただしこれは正確な情報ではありませんでした。緊急時のパーキングブレーキのメカニカルリリース機能が備わっております。リチウムイオンバッテリーの導入時における情報不足による混乱かと。

 

絶望感と上がった血圧に苛まされながらどうしようかとネット検索するも解決法は見つかりませんでしたがこういう記事を発見。

Ferrari 488Pista リチウムバッテリーの功罪

そこで思い切ってこちらのブログ主のFerrariオタクである

330P4さんに連絡取ってみました。

 

Ferrariオタクの330P4さんによると

 

「放電してから2ヶ月経ってるとしてもリチウムバッテリーが一発アウトになることはない」

「復活しますよ」

と心強いお言葉を賜りました。

そこでまずやったのは、

 

C TEKをもう一度繋いでみました。

 

結果は全く充電開始せず。

そこで写真の黒丸ボタン

 

RESET

 

を何度か押してみましたが、全くダメでした。反応なしです。

330P4さんのブログ記事より引用

 

330P4さん曰く

「RESETボタンでダメなら、バッテリーに直接充電を試みるしかないね。助手席のフロアを外してバッテリー端子からの充電を試みると良いと」

 

これはこれでハードル高そうですがとにかくバッテリー充電器を買おうとアマゾンで検索するも

リチウムイオンバッテリーの充電器は色々調べると特殊なようで、充電時の過充電で高温になると爆発するとか云々、非常に怖いことが書いてあります。

 

爆発→火事

にでもなるとご近所さんへの迷惑どころかYahooニューストップ間違いなしですからね。

 

さてどの充電機種を買うかなぁと逡巡しながら眠れない夜も明けてしまいました。あっまた血圧上がった。

 

翌日の月曜日になりいつも大変お世話になっている

 

コーンズのサービスセンターMさんに電話してみます。本題を切り出すと

 

「厄介なことになりましたね」

 

「メカニックによる充電で復活できれば良いですがバッテリー交換だと00万円」ですねと。

 

高高い!

 

「さらに出張すること考えると(遠方なので)ローダーの手配も念のためにした方が良い」と。

 

バッテリーへの直接充電はどうでしょうかと聞いてみると

 

「危険だからやめてください」と。

 

これ確実に

 

100万円オーバー

 

だなと覚悟しましたよ。_| ̄|○

 

 

とここでMさんから

 

「純正C TEKのコンディショナーによる再充電を試しましたか?」

 

やってみましたがダメでしたと返答すると

 

「RESETボタンはかなりの長押しです」

 

との事でした。どうやらバッテリ側で完全放電する前に最低の電圧を保つために自己ブロックするようですね。それを解除するのがRESETボタンのようです。

感覚的には

 

長押し5秒

 

くらいのイメージだそうです。

 

「一度で諦めず何度かトライしてみてください」

 

お祈りしながら

 

マグネットコネクターを車に繋いだ状態でRESETボタンを長押ししてみます。

 

心臓バクバクです。すすると

 

1つ目の充電ランプ点灯です!

思わず一人ハイタッチ

 

果たして復活するのか?

 

2つ目のランプが点灯したのが

 

3時間後でした。

 

ちょうど夜だったのでそのまま就寝して朝起きてすぐに、3つ目あるいはフル充電状態を期待して見ると、

 

2つ目のままでした。すでに充電を開始して

 

12時間以上ですよ

 

経ってたのですが。これは何かしらの理由でフル充電できないのかもしれないなぁと心配してると

 

3つ目が点灯です!

 

ここからが急速充電開始のようです。

 

15時間経ったところでフル充電完了でした!

 

ド緊張の

 

エンジン始動は

 

一発でした!

 

いやあホント助かりましたぁ。コストゼロですからね。

330P4さん並びにコーンズMさん貴重なアドバイス有難うございました。血圧も少し下がりました。

 

ディーラーさんによるとバッテリー上がりによる出動要請はちょいちょいあるようです。

 

いきなりバッテリーの交換等は考えずにまずは、純正バッテリー充電器を使って

  • RESET長押しして再充電
  • ダメならコンセントを抜いてからRESET長押しを何度かトライしてみる

 

これをやっても100%復帰するかはケースバイケースのようですがどの車種であってもまずはこれを行ってみてください。

無駄な出費は控えたいものですよね。お互い素晴らしいカーライフを送りましょう。

皆様の参考になれば幸いです。

コメントを残す