メルセデスAMG E63の実力とはいかに?
先日の雨の中のサーキット走行会
異種格闘技戦だったわけですが、マクラーレン、ランボルギーニやポルシェと並んでちょっと気になってた車が
メルセデスAMG
AMGは2台が参加してました。
E63S 4MATIC+
と
C63S ステーションワゴン
サーキットに持ち込むとはかなりの好き者ですね。
488で流していると前方に
AMG E63S
走りを見るとコーナーは遅い、かと言って私の腕で雨の中抜くのは危険なレベルの速さ。ドライ路面なら容赦なかったんですがね😁
安全第一、さらにE63Sの走りを見たいのもあり後ろについて走ります。
最終コーナーを立ち上がり、メインストレートで軽くおさらばだなぁと思っていたら、
速い速い!
猛然と加速していきこれをフェラーリ488で抜くのは命がけのスピード領域!
4.0ℓ V8ツインターボエンジンの
612馬力は伊達じゃない!さらに4躯ということもあるのでしょうねぇ、雨の日に踏めるのは。
そこでカーシェアしてみました。
AMG E63
AMG E63Sとの大きな違いはエンジンパワーですね。
E63S(612馬力)
E63 (571馬力)
Sでなくとも軽くオーバ−500馬力のマシンですからどんな走りなんでしょうね!
まずは外観ですが前から見ると、
それほどアグレッシブな感じはないですね。知らない人が見れば普通のベンツEクラスセダンに見えなくもないか??
ただし後ろ姿は、やはり只者ではない雰囲気です。
乗り込んでエンジンを始動すると、かなり野太い音で迫力があります。
また運転席から見るとボンネットの膨らみはこの車が只者ではないことを感じさせます。
朝早くに住宅街から出かけるのは、かなり気を使うレベルの音量です。まずはいつもの通勤路を走ってみました。
乗り心地は「Comfort」を選んでもかなり硬めです。やはりリアサスが硬い。これはメルセデスAMGに共通の味付けなのでしょうか。
都内の一般道での走行では完全にオーバースペックですね。平均燃費は渋滞で3キロ/リッターというところでしょうか。
まあ普通に乗って5キロ/リッターでしょう。満タンにして400キロ走れるかどうかというところなので長距離の移動は向いていないかと。
都内でのストップ&ゴーの連続では低回転域でのトルクの谷がありどうしても車がギクシャクしてしまいます。ちょっと通勤車には向かないですね。
そこで高速を使って遠出をしてみました。首都高から外環道を経由して関越道へ。
前が空いている高速道ではAMGダイナミックセレクトを「Sport+」へ
このモードは気持ち良い! 足も全体的に締まって高速道路では逆に乗り心地が良く感じられるくらいです。
とにかくアクセルを入れるとパワーがモリモリと出てきて一瞬で加速します。そしてアクセルオフのたびにエギゾーストパイプからは派手なアフターファイアを響かせます。これはフェラーリにはない。
この音のレベルは、ランボルギーニ・ウラカン・ペルフォルマンテ並みに演出は派手ですよ。
しかしすぐに免許を無くしてしまいそうな車なので要注意ですね。この車はまさに羊の皮を被った狼というところでしょうか。
外見のおとなしさに対して乗り味はかなりワイルドな方向に振ってあります。かつて試乗したE43がかなりラグジュアリーだったとのは真逆でした。
この「AMG E63 4MATIC+」のお値段ですが、
1,668万円(税込)
結構良いお値段ですが、1馬力あたりのお値段は、2.9万円です。
ポルシェ911Turbo(540馬力)は、4.2万円
フェラーリポルトフィーノ(600馬力)は、4.2万円
馬力対比でいうとこの価格は安いかもしれませんね。
どちらかというとスポーツカーが好きで欲しいけど、1台しか車を持てない家族も乗る人向きの車なのかな?と思います。
あるいは、スーパーカーも持ってるけどとにかく普段からスーパーカーの乗り味が好きな人ですかね。
スーパーカー持ちの2台目(1台目)としては、私ならS450ロング(1,473万円)かほぼ同価格なら
S560 4MATICロング(1,699万円)を選びますかね。。