TESLA MODEL Xに試乗してみた。。テスラのSUVはどうなのか?

このブログでは主にプレミアムな車ということで、

今まで色んな素敵な車に触れてきましたが、なんかトレンドの最先端を忘れてないかなぁと。。

そうでした、

TESLA=テスラ

あのカリスマ経営者でペイパルマフィアの一人であるイーロン・マスク率いる米国西海岸発の電気自動車メーカーですね。

最近では時価総額が大変なことになってるとか。。要するに市場では自動車メーカーの枠を越えて評価しているのでしょう。

そのテスラですが、都会では「モデルS」結構見ますね。もしかして乗ってます??

いわゆる都会のイノベーター層へは浸透しアーリーアダプター層からアーリーマジョリティ層への普及を本格的に目指すということでしょうか。

テスラというと気になるのは、

充電方法とその充電設備ですよね。最近では増えてきたとは言え、一抹の不安がありますが、実際のところはどうなんでしょうね。あまり一回の走行で距離を走らない人にはあまり不便がないのかもしれませんが。

今年の1月までの購入車両には充電利用が永久無料のキャンペーンもあったようですが、終わったようですね。

そこで、

プレミアム EV SUV MODEL X

今やSUVは新車販売においての大人気クラスですが、テスラのSUVはどうなんでしょうか?

南青山のテスラ・モーターズ・ジャパンにて試乗してきました。

まずは、予約した時間に伺うと、プロダクトスペシャリストなる名刺を持った素敵な女性が登場。

既存のディーラーのイメージとは明らかに一線を画する店内でのデモは全てiMacで行われます。

何かITベンチャー企業のオフィスの会議室兼オープンスペースのような雰囲気というか。

テスラ南青山の店内

テスラ南青山の店内

それでは「テスラモデルX」と対面です。

TESLA MODEL X

TESLA MODEL X

フロントにエンジンがないのでスッキリとしたお顔立ちです。

外から見ればSUVとしてこれといった特徴はない外観ですがリアシートのドアが、凄い開閉をします。

ファルコンウイング

ファルコンウイング

「ファルコンウイング」というそうですが、スーパーカーみたいですね。

でもこれ実用性を考えてのことだそうで、隙間が30センチしかなくてもドア横の障害物を検知してドア上部のヒンジが自動的に屈折してぶつからずにドアが開閉します。後部座席への乗降が容易になるわけですね。見た目のインパクトと合わせてこれは凄いです。

車内のアイパッドを大型化したようなモニターで車両周りの障害物の状況もモニター出来ます。

モデルXの車内画面から

乗り込んでみるととにかく明るい。現在の自動車の中で最大の全面ガラス製パノラミックウインドウを採用しているそうです。フロントウインドウが頭上まで切れ込んでいますので視界はおそろしく広いです。外からも中がよく見えるのでは?とも思えますが。。

テスラモデルXの車内から

テスラモデルXの車内から

何と言ってもこの車は3列シートで7人乗りを選べます。試乗車は3列シートの6人乗り仕様でしたが、2列目は車がエアサスペンションということもありなかなか快適でしたよ。大人7人乗車で快適と言いきるにはちょっと?ではありましたがなかなかの広さと快適性だと思います。シートは独立型でなかなか良い座り心地でしたが形状の好みは明確に分かれるでしょう。

ラッゲッジスペースは、

十分ですね。テスラはモデルSもそうですが、こういう実用性はさすがでかなりの荷物が積載可能です。

モデルXのラゲッジスペース

モデルXのラゲッジスペース

動力性能は、

モーターの強力なトルクでいきなりグイグイと加速します。これはリネアなトルク特性のエンジンに慣れた私には違和感がありますね。慣れるのかなぁ。。一番強力なモデルP100Dだと100キロまでの加速が3.1秒で最高速度が250キロとのことですが、これは必要ナシでしょう。

航続距離は、

選ぶバッテリーの容量で違ってきますが、100kWhバッテリーのAWDで概ね565キロの航続距離ということで、まあ都内中心の使用で平日は奥さんが乗って子供の送迎や買い物程度、週末はちょっとドライブ程度なら全く問題ないでしょうね。バッテリー駆動車ということで経年変化や過走行による交換等の心配(これが意外と馬鹿にならない価格になる車もあります)もありますが、8年、距離無制限のバッテリーとドライブユニット保証は安心ですね。もちろん会社が存続していればですが。。

テスラといえば「自動運転」ですが、これは試すことができませんでした。また多くの機能が進みすぎていて現在の日本では使えないものもあるようです。

その中で、個人的に刺さったのは、「空調システム」です。

医療用のHEPAフィルターが採用されており、花粉、バクテリア、ウイルスの車内への侵入を防ぎます。そして何と言っても、

車内の人を守るために陽圧をかける

「対生物兵器モード」があります。

シャレじゃなく車そのものをシェルターがわりに使えるということですね。

「ファルコンウイング」「3列シート」いずれ使えるであろう「完全自動運転」とさらに

「対生物兵器モード」がグッと刺さったところでお値段を見てみましょう。

100Dで本体価格が、1,275万円

まぁ、結構しますね、しかしこのままだと装備が全然イケてませんのでオプションを選ぶことになります。まさにポルシェ方式です。

ボディカラー、ホイール、レザーシート、シートレイアウト、充電器アップグレードなどなど足していくと、

1,500万円オーバーでした。

うーん、正直言って1,500万円オーバーの車には見えませんねぇ。。微妙だなあ。。

ただし買取価格保証ローンで年間走行距離2万キロまでで4年で45%、5年で41%との買取保証とのことです。これって凄くないですか。テスラさんがモデルXの相場支えるってことですね。これなら買いやすいですね。

よく売れてるそうです。

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