フェラリストにも億り人が!仮想通貨の取引実態とは。

先日のフェラーリ・ブランチにて。

あるフェラーリオーナーと話していたら、

「私、ビットコインで億り人になりましてと。」

ああここにもいたかと。

と言ってもこの方、元々明らかに超富裕層なんですけどね。

国税当局はチェックしてますから確定申告は済ませましたかと聞いてみると、

「もちろん納税者の義務だからねと」😭

「それより今後の仮想通貨はどうかね?」と。

4月12日の報道によると、大手の仮想通貨交換業者「ビットフライヤー」が、

顧客の本人確認を行う前に仮想通貨の売買をさせていたと。

要するに、マネーロンダリングの温床になっていた可能性があるのではないかと。。

一方で「コインチェック」を完全子会社化した「マネックス」の株式は個人投資家の先高期待が強く連日の大商いで盛り上がってますねぇ。

4月10日に金融庁にて仮想通貨交換業に関する研究会が開催されました。

そこで使われた資料によると、

そもそも流通している仮想通貨の種類は、

1596種類

凄い数ですねぇ。

そしてその時価総額自体は、

約27兆円

通貨という言葉で認識すると意外と少なく感じますね。つまりまだまだ上昇余地があるような。。

これだけの種類があるわけですが、取引高上位5位は

  1. ビットコイン(BTC)
  2. イーサリアム(ETH)
  3. リップル (XRP)
  4. ビットコインキャッシュ (BCH)
  5. ライトコイン (LTC)

先ほどの全体の時価総額に占める割合は、

ビットコインが約12兆円と全体の約45%ですからダントツですね。イーサリアムで4兆円、

5位のライトコインで7000億円に過ぎません。

そしてこの仮想通貨の世界には黎明期からの決して売却しない大口の所有者がいて流動性が限られているので投機対象になりやすいのは自明の理ですね。

そもそも仮想通貨自体は何の裏付け価値もない電子情報にしか過ぎません。

面白いのは、ビットコインの取引に使われる本物の通貨としては、約6割が日本円つまり日本人なんですね。

ちなみにイーサリアムでは3割がUSドルで日本円の使用は、1%もない。

日本人はリスクが嫌いと言いますが、昨年からのこの騒ぎ(日本人の買いがBTCに集中し他の仮想通貨も連れ高)を見ていると、そうでもなさそうです。

さらに国内での仮想通貨の取引者の数ですが、

約350万人

取引における年代別の顧客分布をみると、

一番多いのは、30代の人で34%

次が、20代で30%

そして、40代の22%

比較的、若年層に多いって事ですね。実際に預かり資産の金額を見ると、

約8割が、10万円未満で、95%が100万円未満です。

3月時点で、業者が把握している億り人、つまり1億円以上の預かり資産残高のある口座数は、

268口座に過ぎません。

ここのゾーンの人は確実に税務署見に来ると思いますよ。

あとは海外業者を使ったケースでしょうね。法定通貨に換金した後の預金受け入れ先でしょうね。

海外の税務当局経由で口座残高情報が日本の税務当局に送られてきたら、確定申告していなければ一発でアウトです。

コメントを残す