新型Ferrari 296 GTB、フェラーリオーナーはどう見てるのか?

あっという間に2021年も終わってしまいましたね。

今年こそコロナ禍もいよいよ終息かと思ってましたが。。

なかなかの長期戦となり気分も⤴️とはいきませんが皆様におかれましてはお元気でお過ごしの事かと思います。

さて昨年となりますが、Ferrariのボリュームゾーンである

V8ミッドシップモデルの後継車となる

Ferrari 296 GTB

見てきました。

Ferrari 296 GTB

Ferrari 296 GTBのフロントから

既にこの個体をご覧になった方も多いかと思いますが、他のオーナーの方々の意見も含めたフェラーリオーナー目線で個人的な感想を本日は述べてみようかと思います。

かっこいいか否か?

さすがフェラーリ、デザインはコンパクト化とモダニティを目指したという事で実物を目にすると良くまとまってカッコイイですね。さらに新しさも感じますね。F8に比べるとショートホイールベースになっているのが良くわかります。周りの皆さんの意見も実物はイイねという声が圧倒的でしたね。

パワーユニットは?

296GTBの心臓

296GTBの心臓部分

800馬力オーバーとは凄まじいパワーですね。V6ツインターボエンジン単体でも663馬力、そこにプラグインハイブリッド(PHEV)を組み込みエンジンとリアの電気モーターの後輪2駆への一体化を図ったと。新しい事は間違いないですね。ターボがV6エンジンのバンク内にあるのも新しいですね。ターボチャージャはIHI製でした。👏

IHIのターボタービン

IHI製のターボチャージャ

エンジンルームはコンパクトでギュッと詰まってます。とにかくエンジン搭載位置がより低くなった印象でした。V6のバンク角は120度とのことですが、180度にも見えるほど開いているのでそこに上手くツインターボを収めてますね。

296GTBのエンジンルーム

296GTBのエンジンルーム

こちらは最後のV8ターボエンジン単体搭載であるF8 Tributoのエンジンルームです。V6エンジンについては、廉価版のイメージがありどちらかというと否定的な方が多いのも事実ですね。しかし現在のF1エンジンのPUとこのエンジンのハイパフォーマンスを考えると時代とも言えるのかもしれません。

F8のエンジンルーム

F8のエンジンルーム

エンジンサウンドは?

296 GTBは、強烈なターボパワーと自然吸気V12エンジンが放つ高周波ハーモニーを両立させ、従来の概念を覆すサウンドを奏でますとの事ですがこちらは聞いてみれば良いかとおもいます。個人的にはなかなかの迫力でさすがフェラーリとは思いました。空吹かしもレブリミッターの8,500rpmまで回せるそうです。F8の途中のモデルから日本仕様でもそうなってるようですね。

買いか否か?

買うならオーダーは早いほうが良いのはFerrariの王道でしょうね。速いのは間違いないでしょうが後輪2駆動で800馬力オーバーを受け止めるのは電子制御がてんこ盛りとはいえかなりの無理があるだろうなと。フロント・アクスルの左右に2機のモーターを持つSF90とはそこが違うでしょうからね。2駆で800馬力使える場所はないのではないかと思います。さらにハイブリッドシステムは長期的に考えると何かと怖いですね。バッテリーも含めて交換費用は莫大なコストとなるでしょうからねぇ。増車での長期保有には向かない車ですね。新し物好き、修行してステータスを上げたい人向けの車かなと思います。お値段もオプションで1000万円が推奨されるようで乗り出しでF8と変わらないようです。個人的には全く興味はないですが、スパイダーが出れば買おうかなぁって人もチラホラってところでしょうか。しかしこのネーミングはどうなんでしょうね?日本語読みだとアウトですからねえ。それも私の周りのオーナーさんでは話題になってましたねぇ。

そう言えば、F8もかなり見るようにはなりましたが、まだ相当な方々が納車待ちのようですね。ハードコアバージョン含めてどうなるのか??

フェラーリF8 Tributoの特異な購入条件とは?

フェラーリ F8 Tributoのフェラーリ内でのポジションを読み解く!現役フェラーリオーナーからの評判は?