フェラーリの年間維持費ってどれくらい?
フェラーリに乗っていると、時々聞かれる質問。
『維持費大変でしょ、年どれくらい掛かるの~?』
これに対し私は、
『保険と税金が高いけど普通のと変わらないよ~』
と答えます。
乗り方や頻度によって異なるとは思いますが…
ドライブ利用で年間走行2500km程度の方の場合
(多くのオーナーがこのくらいと思いますが)
自動車税
任意保険
駐車場代
ガソリン代
不慮の修理費
上記以外はほとんど掛からないと思います。
自動車税は排気量ごとに違いますが、高いです。
皆さんGW明けは納税通知書の束に辟易してます。
一番安いカリフォルニアtでも66,500円です。
6L越えの12気筒は111,000円ですので、驚きです!
先月コンビニで支払った際に店員さんに『これ本当に1台分のですか!?』と驚かれたくらいです。
任意保険のウェイトが一番大きいとは思いますが車種や等級や契約条件で、かなり幅があります。
駐車場は、自宅だと目立つから…という方はホテルの平置きなどを借りていますが、都内でフェラーリが入る駐車場はなかなか空きがないうえ高額なので頭の痛い問題です。
ガソリン代は、そんなに走行しなければ普通です。
不慮の修理費というのは、メーカー保証の効かない事故や使い方などに起因する修理費です。
つまり、普通に乗っていれば、一般的な自動車にかかる費用と同じ項目だけで済むというわけです。
意外と思った方が多いかと思いますが本当です!
ただし、正規ディーラーで新車購入した場合です。
オーナーじゃない人が期待する返事はおそらく…
『故障ばっかりで維持費がかさんじゃって…』
といったところでしょうか?
しかし期待を裏切るようですが、最近のフェラーリに関してはほとんど故障しないのです。
さらに新車には7年メンテナンスフリープログラムというのが付いていて、故障や日常の整備点検にかかる費用が保証されているので鬼に金棒です。
もちろんこの費用は車両価格に含まれていますが。
長期保有の方にとっては7年メンテフリーは有効なシステムなのですが、短期で乗り換える方にとっては少しもったいないですよね。
また、新車登録から7年以内であれば、この7年メンテフリーは正規ディーラーで継承手続きが出来ますので、新しめの正規輸入車であれば中古でも安心してフェラーリライフを送ることが出来ます。
注意しなくてはいけないのは、新車登録時からメンテフリーが開始されていますので残存期間は車両ごとに異なる点ですね。
認定中古車にも最低12ヶ月の保障があります。
これも、強い味方ですね。
詳しくはコチラをご確認下さい。
車検費用は正規ディーラーでもそれぞれ微妙に違いますが、国産車ディーラーよりは高いと思います。
私はコーンズに入れていますが、いわゆる都市伝説的な法外な値段を請求されたことはありません。
中古や並行モノを扱う店での購入の場合は、
7年メンテの継承手続きができるかどうか?
その店独自の補償があるかどうか?
整備や修理ができるかどうか?
など後々トラブルにならないよう購入前にしっかりと確認したほうがいいですね。
万が一お店が倒産した際に、修理工場難民となってしまうこともありますのでショップ選びは慎重に。
コーンズでは正規輸入車以外も見てくれますが…
並行モノをコーンズに持ち込んだ際に、実は国際盗難車だったことが発覚するという話もあります 😯
そうなると入庫お断りどころか、パーツの発注すらできないという事態に陥ります。
そういう恐怖体験をしないためにも、旧い並行モノ選びには細心の注意を払ってくださいね~ 😥
どうしても旧い車に乗りたいという方は、結構な維持費と手間を覚悟しなければいけないと思います。
自動車税の割り増しも結構ハードですし、車両保険が加入し難いので故障や修理はほぼ自費です。
全てをショップ任せではなく、ある程度のメンテナンスは自分でしないと膨大なコストが掛かります。
日常メンテに加え、ノウハウのある信頼できる修理工や詳しいオーナー仲間が身近にいることが、何よりも長期にわたる維持の秘訣と思います。
クラシケを念頭に入れてる方は純正部品での修理が必須なので、取り寄せ時間もコストも掛かります。
このところフェラーリは、クラシケ部門を強化し旧い車のパーツでもしっかり揃えることが可能な体制を整えつつあるので、旧車乗りも安心ですね。
日本にもクラシケ認定工場が出来そうですね…
クラシケを取得した際の話もいつかしますね~ 😉
今日は、フェラーリを買う際、新車で買うにはイニシャルコストは掛かるけど、意外とランニングコストは抑えられるんですよ~というお話でした。
それでは、楽しいフェラーリライフを~!
Midas