フェラーリとメルセデスのパワーユニットが同じになる??
Ferrari
と
Mercedes-AMG
のエンジンはご存知の通り全く別物なわけですが、
今後のEV化の中でパワーユニットの中心となるのがモーターとなると話は違ってきますね。
そもそも両社は世界の自動車メーカーを代表する2大エンジン屋さんであるわけで、クラシックカーの世界でも別格です。
フェラーリですが、
PHV化されたSF90や296GTBが発表されたわけですが、
2025年には完全なるEV車を発表するそうです。
一方でダイムラー、つまり、
メルセデス・ベンツは7月に「2030年完全EV化」の方針を発表!
2025年以降に発売する新型車はEVのみとする!
あくまで新型車ですがつまり今のエンジンモデルはフルモデルチェンジがないってことなんでしょうか? 全てEQシリーズになるってことなのか?
2020年代末には市場動向次第で新車販売する全車EV化を進める!
この決定に伴って2030年に向けて45兆円以上もの研究開発費をEVに投じるそうです。ガチ本気ですね!
先日発表された
EQG
かなりクールな車ですね。モーターは4個ありそれぞれのホイール近くに置かれ完全なトルクベクタリングを実現。バッテリーは車体中央部に置き重心を下げることに成功し、2つのトランスミッションを備え、つまりローレンジを持ち今までと同じくオフロード性能も十分に高いそうでコンセプトカーといっても実際のプロトモデルで走れるそうです。これは出てくるのが楽しみですね。EVカー乗るならEQSかと思ってましたが、EQGとG63の2台持ちかな。
こういう流れの中で、
メルセデスが最近まさに7月に買収した革新的なaxial-flux motorを開発した英国のベンチャー企業が注目されています。その会社名は、
YASA
2009年にオックスフォード大学からスピンアウトしたこの会社、
メルセデス・ベンツの電気自動車専用プラットフォーム「AMG.EA」用の超高性能電気モーターを開発しているそうでなんと、
Ferrariにもサービスを提供しているそうです。
このモーターですが現在のテスラに代表されるメーカーの電気モーターが40年以上前の古いテクノロジーであるラジアル電気モーターを使っているのに対してより効率的、高出力密度、小型・軽量だそうです。重量は3分の1で出力はテスラの3倍と!
完全なメルセデスの子会社になったそうですが、フェラーリとの関係は継続されるようなので最初の搭載はフェラーリになるかもしれませんね。この会社の社長もインタビューでそのような事を言ってます。メルセデス次第でしょうが。AMGのモデルと同時に!って事もあるかもね。。
同じモーターがフェラーリとメルセデスに載る日も近いのか??
本格的な反転攻勢ですかねぇ。と言ってもエンジン車は今後は無くなってしまうんですかねぇ。もちろん3ペダルはあり得ないかぁ。。
YASAの技術にご興味のある方はこちらの会社リンクをご参照ください。
https://www.yasa.com/technology/