BMW M2クーペの試乗で感じた5つのこと。
前回はBMW Tokyo Bayへの潜入レポートを報告しましたが
今回は試乗記です!
国内最大のBMWショールームだけあって試乗車もほぼ全ラインナップが用意されている感じでした。
LHD・RHD、AT・MTの選択ができない車種もあるので申し込み時に確認することをお勧めします。
M4クーペの試乗車だってあります!!
M4は迫力がありながらもエレガントさを兼ね備えていて格好いいですね~!
BMW Tokyo Bayはお台場の船の科学館や科学未来館近くに位置します。
ゆりかもめの、船の科学館駅から歩いて5分くらいの場所です。
大きな駐車場もあるので車でもOKです。
もし遠方からの方で
『レンタカーで行くとディーラーマンに塩対応されるのでは』って心配の方には
バリッとしたプレミアムカーをシェアしてくれる仲間を紹介しますよ~ 😀
さて、今回私が試乗したのは
BMW M2クーペ
2シリーズのハイチューンバージョンのMモデルとして2016年デビューです。
Mモデルの中で一番小さいからと、あなどってはいけない雰囲気ですね。
BMWといえば『エンジン』とりわけ『シルキー6』というフレーズが印象深い方も多いと思います。
このM2クーペのエンジンは3.0Lの直列6気筒にターボチャージャーが搭載されています。
アクセルを踏むと、滑らかな回転で吹き上がりダイレクトにパワーが駆動輪に伝わる感じがします。
エンジンサウンドもけっこう大きくて、その気にさせます!!
このサイズだと人車一体感が半端なくありますね。
公道で制限速度内での短時間の試乗でしたので多くは語れませんがひと言でいうと
キビキビとした挙動でモリモリのパワー感もあって楽しく走れる車でした 😛
内装はいたってシンプルです。
昨今は液晶メーター全盛ですがメーター類はアナログです。
ミッションは7速DCT、ステアリングと連動して回転するパドルシフトが若干扱いにくく感じます。
パドルシフトに関しては、BMWは固定式に変更する気はなさそうですね。
ブレーキペダルは小さく、このクルマが単なるAT車ではなく『MT車をクラッチレスにしているだけなんだぞ!』と乗り手に警告しているかのようです。
パドルシフトの位置やブレーキペダルに関しては以前のMモデルからこのスタンスなので、M社なりのこだわりがあるところなのでしょうね。
トランクルームは、結構な容量が入りそうです。
どことなく、E46型M3を思い起こさせる感じで好印象でした 😆
E46M3との簡単な比較をしてみます。
M2 クーペ | E46 M3 | |
全長(mm) | 4,475 | 4,490 |
全幅(mm) | 1,855 | 1,780 |
全高(mm) | 1,410 | 1,370 |
ホイールベース(mm) | 2,695 | 2,731 |
エンジン | 直列6気筒DOHC + turbo | 直列6気筒DOHC |
総排気量(cc) | 2,979 | 3,245 |
最高出力(ps/rpm) | 370/6,500 | 343/7,900 |
最大トルク(kgm/rpm) | 47.4/1,400-5,560 | 37.3/4,900 |
駆動方式 | FR | FR |
若干M2のほうが幅広でパワーもありますが、ほとんど同じなんですね~
どおりで、乗った瞬間から馴染むわけだ 😉
過去にE46型とE92型のM3を所有していましたが、巨大化してGTカーっぽくなったE92型よりE46型が好きだった私には今回のM2はかなり響きました。
今回の試乗で感じたことを簡単にまとめると
①2シリーズ自体が2014年デビューなので、やはり旧さは感じるが逆に硬派な感じがした。
②Mモデルならではのこだわりが随所に感じられた。
③E46型のM3の正常進化版という感じがした。
④手に負えるパワーとサイズのハンドリングマシーンだと思った。
⑤とにかく理屈抜きに楽しいクルマだった。
なかでも⑤の、『理屈抜きに楽しいクルマ』というのがいちばんですね!
まさに駆け抜ける喜びを体感した試乗でした♪
納期半年は長いけどリセールもいいみたいだし本気で欲しいな・・・
Midas