フェラーリで雨の中、限界性能を楽しむ!CORNES Circuit Experience ‘SECONDO’にて
東京では桜も一気に満開になり、春の交通安全運動の取り締まりも真っ盛りですね。
取り締まりには皆さん、注意いたしましょう、もちろん交通法規を守って安全運転でね。
さて、本格的なドライブシーズンを迎えて各メーカーではドライビングスクールなどのイベントもこれから目白押しですね。
私は4月8日にコーンズモータース主催のフェラーリオーナーのための大人気のサーキットイベント
CORNES Circuit Experience ‘SECONDO’
に参加してきました。
フェラーリはフェラーリジャパンがこの手のイベントをやってくれないので各ディーラー任せになっています。
大多数のフェラーリオーナーは本格的なサーキット走行まではちょっと。。という方が多いのではと思います。
しかし、フェラーリの本当の性能に出会う場所は公道にはありません、
ましてフェラーリの限界性能を味合うことなどリスクが高すぎますからね。
というわけで、このイベントの内容なんですが、ショートサーキットの走行と広場トレーニングでの走行がセットになっており比較的安全に限界性能を体験出来るイベントとなってます。最近流行りのパターンですね。
コーンズのお客さんの間でも大人気のイベントだそうです。
当日は朝からあいにくの本格的な雨でしたが、集合場所の富士スピードウェイのショートサーキットには続々とフェラーリが集まってきます。中心車種は488、458、カリフォルニアT、F12でした。488が最大勢力で458スペチアーレも結構な数が来てましたよ。
まずはオープニングセレモニーと全体ブリーフィングです。参加者は30人で颯爽とレーシングスーツに身を包んだ女性ドライバーの姿もちらほらと。
座学として「コーナリング基礎」についてプロドライバーの講師から説明がありました。
参加者ですが、レベル的にはサーキットでガンガン走ってる人からスポーツ走行の経験ゼロの全くのビギナーまでかなり幅があったようでグループが5人ずつ6つに分かれており、その中で午前がサーキット走行、午後が広場トレーニングのグループが3つ、その逆が3つのグループという構成でした。
プロドライバーの講師からは、最初に身が引き締まるお言葉、この手のイベントで
「事故はありますよ」と。。
この悪天候による路面コンディションとドライバーのレベルもバラバラなので、今日のイベントは誰かやるだろうなぁと思ってましたが。。
結果はいかに??
私のグループは午前中サーキット走行組でした。メンバーは前回のイベントでお見かけした熟練ドライバーの方が3名、そして女性ドライバーが1名の組でした。車は、488GTB、488スパイダー、458スペチアーレ、458スパイダー、カリフォルニアTの5台です。
午前中の3グループでサーキット走行前のブリーフィングです。温かいコーヒーやスナック菓子などが用意されていてこのあたりのホスピタリティはさすがコーンズです。
サーキット走行の1本目は、プロドライバーによる先導ドライブが10分、そしてフリー走行が10分*3本と全部で40分のサーキット走行となります。
ここはレベル分けとなっており、ビギナードライバーが多いグループでは先導ドライブが3本のフリー走行が1本となっています。
この午前の部が12時過ぎに終わると、Aパドックに移動したんですが屋内に誘導してくれたので雨に濡れることもなくフェラーリをパーキング。
そして上階のクリスタルルームでのランチです。これがなかなか豪華なビュッフェでした。
午前中にご一緒した方達との会話も弾む楽しいランチでした。
午後は、ハンドリングということでスラロームを30分、ドリフトコントロールということで円旋回(反時計回り)が30分、円旋回(時計回り)が30分
と全部で90分のプログラムでした。午後も雨脚は強かったのですが、限界性能を体験するという意味で本当に楽しかったですよ。
スラロームでは各自のタイム計測もあったりして、イベント最後の終了式ではタイムの発表もあり盛り上がりました。
特筆すべきは、参加者全員、無事故でした。👏
そして解散後のパドック裏ではコーンズの大勢のスタッフの方が雨の中、一列に並び「有難うございました」と1台1台にお辞儀をされていたのが印象的で感動的なフィナーレでもありました。
雨の中、スタッフの方は全員ずぶ濡れになりながらのホスピタリティ
本当に素晴らしかったです。これぞコーンズクオリティなるものを見せつけられた思いがしましたよ。
コーンズのスタッフの皆さん、本当に楽しいイベントでした、有難うございました。
雨の中、フェラーリ488の限界性能が実際はどうだったかについては、次回にまた。