コーンズ 主催のサーキットイベントのお値打ち感は?

 

Ferrari

せっかく手に入れたら、普通のドライブだけでは勿体無い、勿体無い。

そこで、コーンズのフェラーリオーナー向けのサーキットイベント

「セコンド」

これはお勧めです。なぜなら、サーキット走行だけでなく、広い広場(駐車場です)を使ったレッスン&トレーニングもプログラムに組み込まれております。

前回は、ショートサーキットの模様をお伝えしたので本日は後編。

ブラックチームは、午後が広場トレーニングとなりました。レッドチームは午後がショートサーキットです。

会場は、富士スピードウェイの「P2」

ショートサーキットからも近い、広場トレーニングにはメジャーな会場です。

トレーニングプログラムは2つでそれぞれ最後にタイムアタックです。

  • オーバル
  • スラローム

まずはオーバルコースをプロドライバーが、812 Superfastで走ります。

見ているとコーナー手前からクリッピングポイントに向けて十分に減速して丁寧にアクセルオン、リアが滑るか滑らないかのステアリング&アクセルコントロール、短いストレートでは一瞬のフル加速、そしてまたブレーキ。

こちらの設定されたオーバルコースですがコーナには、散水車が水を撒いて路面を滑りやすくしています。ストレートの区間は短く2つのコーナーのRは違っています。フラットな路面に見えますがスタート地点からは微妙な上りでゴール地点に向けて微妙な下りラインです。

時計回りと反時計回りの両方でトライです。

走行は1台づつで車内にインカムを積んでインストラクターの指示を受けながら走りますので、安全でかつそれぞれのレベルにあったアドバイスを受けることが出来ます。さらに待っている間も他の参加者の方のドライブを見ることが出来ますので非常に参考になります。特に同じ車だと、どういう走りの違いがあるか等ですね。

ストレートからコーナーに向けて大きく回り込むラインを意識しながらフルブレーキ、そしてクリッピングポイントに向けてブレーキを残しながら抜いていきステアリングを切り込む、ノーズの向きが変わってアクセルオンとなるのですが、

難しい。

そもそもブレーキが効かないままのコーナーへのオーバースピードでの進入でアンダーステアが出過ぎてしまうか、ブレーキが早すぎて進入速度が落ち過ぎてしまう。

コーナー脱出でアクセルを踏むと車は一気にオーバーステアさらにスピンモードに入ります。ただしミッドシップはなかなかスピンしませんよ。

面白いと同時にこれは奥深い。

インストラクターからは、そこでアクセルオン&カウンターの指示が出ます。どうしても遅れてしまうカウンターステアのタイミングがわかったような気がしました。

そして一発勝負のタイム計測です。

スタートからオーバルコースを三周して最後はゴールに置かれたパイロンに車を完全に停めるというものでした。

タイムアタック@P2

タイムアタック@P2

ベストタイムは、488Spiderで名古屋方面の方でした。初めてのフェラーリでイベント初参加とのことでしたがダントツのタイムでお見事でした。👏

東京組では、攻めた458スペチが途中までダントツのタイムだったんですが、最後のゴールで停めることが出来ず、残念な結果に。わたしも車を停めることが出来ませんでした。

オーバルの次は、スラロームのトレーニングです。スラロームでは車の挙動変化がより大きくなるので更に面白いです。ここでは車を振り回してのクイックターンも体験できます。

こちらも最後にタイムアタック、ベストタイムは、攻めた488GTBで大阪方面の方でしたね。👏

458やF12も多く参加していましたが、両プログラムとも488の速さが際立っていましたね。しかし関東勢、今回は不甲斐なかった。次回はトロフィー取り返さないといけませんね。関東勢からは必勝の488PISTAで登場する人が出てくるのかな??

わたしは今回はF430で参加したのですが、488と乗り比べた感想として488の速さは、

  • エンジン
  • シャーシ
  • ブレーキ

この3つに尽きますね。低回転域からトルクフルなエンジンによる絶対的な加速性能、挙動が大きくない安定したシャーシ性能そして絶対的なブレーキ性能。

もちろん、車は速さだけではないので、車を操る喜びとエンジン音やエグゾーストノートで言えば、わたしは

F12に一票入れます。

とにかく初対面のオーナー同士の交流もあり、とにかく全車、全く事故もなく楽しめたのが良かったのではないでしょうか。

安全面では最大の配慮がコーンズ・モータース のイベントではなされていると思います。

イベント修了式を終えて、参加者の皆さんは大満足で家路につくわけですが、ここでもコーンズ のサービススタッフがホイールボルトの締め付けを再度、全車に徹底して行ってくれます。皆さん自走で帰るわけですからこういう配慮はオフィシャルディーラーならではだなぁと思った次第です。

更に今回は、帰宅前の洗車サービスがありました。素晴らしいです!

サーキットでのウエット路面を走ると車も汚れますが、帰宅するとヘトヘトで洗車なんてねぇ。。

スタッフの方が総出でフェラーリを洗車していただきました。

コーンズ スタッフによる帰宅前の洗車

コーンズ スタッフによる帰宅前の洗車

このイベントですが、秋にもフジで開催されるようです。

イベント前にサービス工場への入庫が義務となっており、参加車両は以下の項目全てに渡ってチェックされブレーキフルードは走行前に交換です。更に走行後の工場への入庫、ここでブレーキフルードの交換が行われます。

ちなみに今回の参加費は、86,400円

  1. エンジンオイル
  2. エンジンクーラント
  3. パワステオイル
  4. ブレーキフルード
  5. フロント&リアディスクパット残量
  6. フロント&リアディスク摩耗累積値
  7. タイヤ空気圧
  8. フロント&リアタイヤ摩耗
  9. ホイールボルト締め付け
  10. エンジンマネージメントシステムエラーチェック
  11. ギアボックスシステムエラーチェック
  12. バッテリーチェック
  13. ロードテスト

車は走ってナンボですからね。もちろんタイヤも減るのですが、フェラーリ買ったのならこれは体験しないと勿体無いのではないかなぁ。

コーンズ の皆さん、楽しませて頂き有難うございました。

フェラーリで自分の限界を知る&楽しむ!

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