メルセデスAMG C43ステーションワゴンを売却して。
私の周りのスーパーカーオーナーの皆さんで
さすがにスーパーカー1台持ちって方はいませんね。
「1台持ち」
アリだとは思いますが、かなり条件的に限られますね。
まず独身でないと無理かと。さらに移動は公共交通機関かタクシーか、自転車あるいは徒歩圏で全ての生活ができる人かな?
となるとホテル暮らしかサービスアパートメントですね。
と言うわけで何かしら普段乗りの足車が必要になります。
普段は周りの眼があるからねってことで国産車に乗ってる方も結構いらっしゃいますね。
足車に求める条件も人それぞれなのですが、私の場合は断然ステーションワゴン派でした。
何と言っても
- 大人4人+荷物が載る
- 走りも悪くない
- 駐車場にも困らない
ある意味でオールインワンかと、最近SUVも人気なのもそういうことなんでしょうね。しかし走りで言えば断然ステーションワゴンでしょう。
1台持ちなら私はスーパーカーではなくステーションワゴンで決まりですね。
ってことで長年アウディのアバントに乗り継いできたのですが昨年2018年に、
メルセデスAMG C43 4MATIC ステーションワゴンに乗り換えてみました。
メルセデスのステーションワゴンはどんなものかな?との好奇心もあって。。
AMGでなくて良かったんだけどね。😅 でもF1無敵だし一度はAMGに。
今回、オーダーしていた次期足車が納車されるということで売却しました。
そこで高速道路中心にワインディングや街乗りで
約15000キロ超を乗ってみた感想を書いてみたいと思います。
車載コンピュータのデータでは全走行距離に対する平均車速は36km/hで
燃費は8.6km/hでした。高速で普通に走って11km/hくらいかと、13km/hは燃費走行しても超えなかったですね。
車両価格は新車乗り出しで1000万円オーバーですがちょうどマイチェン前ということで在庫一掃なのでしょうね。かなり値引きしてもらいました。
外観については好みがあると思いますが、普通のCワゴンとは何か違うぞと。個人的にはアウディ・アバントの方がデザイン的には完成されていて美しくて好きですね。
外装色のブリリアントブルー、これはフェラーリのブルーTDFを少し明るくメタリックを強くしたような色で非常に綺麗な色なのですが、綺麗な状態を維持しておくのが大変でした。
装備ですがこれはなかなか良いです。Cクラスでしょと期待していなかったのですがもう1台の足車のSクラスセダンと比べても凄い落ちたなぁ感はなし。そりゃ1000万円オーバーだからね。車両サイズに対して居住性はかなり良いですしリアの積載能力も高いです。パッケージングはなかなか良くできてるなと。そりゃメルセデスの屋台骨を支える売筋のCクラスですからね。
私のC43のエンジンですが390馬力ではなく367馬力のダイヤモンドグリルのモデルですが、街乗り&高速でも十分なトルク&パワーの速さで遅れを取ることはないかと思います。東名の下り大井松田ICから足柄SAまで快適にかなりの速さで走れるかと思います。このエンジンは気持ちよく回ってくれますので高速道路での走行向きかと思います。ただし街乗りでオートマチックモードの低速走行ではギアの繋がりで時々ギクシャクするところが気になりました。これはAMG車全般に言えることかもしれませんが。
さらに峠を攻めるような車ではありませんね。リアに大きな荷物を積載するステーションワゴンということもあるのでしょうか。フロントのサスペンションは柔らかいのですがリアが硬くて車全体のバランスが悪いように感じました。ダイナミックセレクトのSPORT+は使えませんね。マニュアルもしくはコンフォートの方が車がスムースです。スポーツドライビングではアウディの方が脚を含めて煮詰められているかと思います。
C43のセダンモデルは違うかもしれませんが、少なくともステーションワゴンは。
エンジン始動時と軽くアクセルを踏んだ時のエキゾーストノートはかなりいい感じです。決して高回転まで回さずともOKで日常でスポーツカーのテイストを味合うことができます。
総評としては、家族持ちで移動の多い人の1台持ちの方にはお勧めできる車かと思います。
ただし法人所有による償却がない個人所有だと新車での購入は値段の下げがきつい(2年で約500万円の減損)ので相当余裕がある人でない限り高年式の中古狙いをお勧めします。すぐに値下がりしますからね。😭
ちなみに売却におけるC43の査定では圧倒的に黒のセダンが人気だそうです。新車価格はステーションワゴンの方が高いのに。
やはりこの手のプレミア車が売れるには個人間のカーシェアによる事業所得と償却による損益通算をサラリーマンにも広めるべきかと思います。
人口減による超高齢社会ですから景気対策としても有効だと思うんですがねぇ。