FOCJ FESTA 1stにて感じたフェラーリのスペシャルとは?

F1モナコGPでのワンツーフィニッシュの結果はフェラーリ愛好者にとっては、今や時候の挨拶です。今日も何人の人とモナコGPの話をしたことか!

70周年だからこそ更に盛り上がってるんでしょうねぇ。

さて、

5月28日にフェラーリオーナーズクラブが富士スピードウェイにて開催した、

「FOCJ FESTA 1st」ですが、

一人の参加者としての印象をまずは言ってしまうと大成功だったと思います。

そもそもこの大事なフェラーリ70周年に残念ながらフェラーリジャパン主催での大きなサーキットでのイベントが何もないんですね。

それならということで、

フェラーリオーナーズクラブがそのメンバーに向けた

「FOCJ FESTA 1st」

フェラーリディーラーであるコーンズ・モータースが彼らの顧客向けに

「Cornes Circuit Experience 2017」

5月28日の同日に富士スピードウェイにて共同開催しました。

まさに富士スピードウェイを日曜日に丸一日貸切にしてお互いの参加者でシェアしましょうという画期的なイベントでした。

つまりここでこのイベントに参加できる人は、

1)フェラーリオーナーでFOCJのメンバーか、2)コーンズのお客様でフェラーリのオーナーということになりますが、

今回はゲート入場券の2000円だけでグランドスタンドから観戦できるチケットも販売されており、フェラーリを見たい、いずれは乗りたいという方にもフェラーリのF1マシンをはじめとした様々なフェラーリがアクセル全開で走行する様を目の前で見れた面白いイベントになったのではと思います。

とにかく国内の様々な地域から集まったフェラーリの数は、

300台

FOCJパレードラン

FOCJパレードラン

マニア垂涎の色んな車種がいましたねぇ。。F40でさえ何台も

友人のF40

友人のF40

これだけのフェラーリを目の前で見たのは、私は2008年のフェラーリによるパレードランのギネス記録に挑戦して以来でしょうかねぇ。

普通はサーキットイベントとなると、ガンガン走る人だけ中心のイベントになりがちなのですが、今回は全く違いました。

フェラーリを好きな全ての老若男女がサーキットで楽しめるイベントでした。

小さなお子様連れのお客様には、「フェラーリのゴーカート」ほのぼのとして微笑ましかったです。ママはお子様の写真を撮るのに夢中で、これならお父さんも安心してサーキット走行を楽しめますね。いつも一人で出かけて後ろめたいですからね。

お子様のゴーカート

お子様のゴーカート

もちろんフェラーリドライバーには多彩なサーキット走行枠が用意されており、フェラーリのレーシングマシンでガンガン走る人からヘルメットなしで同乗者もオッケーのファミリー走行、更にパレードランなど、各ドライバーの楽しみ方に合わせたプログラムが用意されてました。

ピットビル2階のラウンジでは、飲み物や美味しいランチブッフェが用意されており、普段なかなか会えないオーナー同士での車談義も弾みました。そして同じく2階にはアトラクションルームもラウンジとは別に設けられ協賛ブースということで、レーシングシュミレーターや様々な物品の販売等が行われており賑やかでした。まさに大人の社交場でドライバーの同伴者の方も楽しむことが出来たと思います。

レーシングシュミレータ

レーシングシュミレータ

今回、個人的に特に良い試みだったなぁと思ったのは、2つ

御殿場市にある特別支援学校の生徒さんを招待して、メンバーのフェラーリでサーキットを

「同乗走行」したことです。それも参加した車は、普通のフェラーリよいうよりレア度が高い車でした。

走行を終えた生徒さんたちは皆さん笑顔でしたね。これぞ「ノブリスオブリージュ」素晴らしい!

特別支援学校の生徒さんたちのフェラーリ同乗走行

特別支援学校の生徒さんたちのフェラーリ同乗走行

 

もう一つは、FOCJの理事さん(プロのパティシエさんでもちろん何台ものフェラーリオーナーさんです)による

「お菓子教室」

こちらは、作ったお菓子はもちろん美味しかったのですが、このパティシエさんの立志伝、風呂なしボロアパートの極貧時代からの成り上がりストーリー、親子で参加されている方も多くちょっと際どい大人の男の話😅もありましたが「人生はチャレンジしろ」とのメッセージは十分伝わったと思います。私は勇気をいただきました。お菓子というよりむしろ人生教室でした。

お菓子教室という名の人生教室

お菓子教室という名の人生教室

プログラムの最後は、午後4時半からの「All Ferrari Parade」でした。

すでに遠路遥々来られた多くのオーナーは帰路についておられましたが、このパレードを終えて退場するためのパドックのゲート前では、コーンズモータースのスタッフさん全員に見送られてフェラーリが連なって帰路につく感動的なフィナーレ。

そうフェラーリオーナーになって良かったなぁと思わせてくれる瞬間でした。

フェラーリのオーナーになるということは、

単に車を買うということだけではなく、そのソサエティに入るという意味合いが強いです。もちろんお一人で楽しむのもアリですが、他のオーナーさんたち(まあ社会の色んな分野での成功者たちの集団ですよね)と触れ合うことにより、間違いなく視野が広がり、交友関係が広がります。私もフェラーリを通して、フェラーリがなければ出会うこともなかった貴重な友人を何人も得ましたよ。

こういうブランドは数少ないでしょう。また一つ貴重な体験をさせていただきました。運営に携わった皆さん、本当にありがとうございました。

ナイトパーティーの様子はこちらを

フェラーリ70周年記念のお祭り「FOCJ FESTA 1st」の前夜祭にて

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