メルセデスS560カブリオレの走りの真髄とは!

東京から伊勢までの日帰り弾丸ドライブに使用した

メルセデスS560カブリオレ

メルセデスS560カブリオレ

メルセデスS560カブリオレ

見た目はまさに高級車で乗り心地もまさにコンフォートです。

ただこの4.0ℓ V型8気筒直噴ツインターボエンジン、AMG-GTのエンジンをベースに開発されただけあり

469馬力と十分なパワーを持っていますし、かなり独特な低音のエギゾーストノートを響かせながら加速します。

しかし高速巡航モードに入ってしまうといたって快適なドライブです。

ただしコンフォートモードで助手席に乗っていると高速道路ではロールの大きさは感じたので慣れない同乗者だと飛ばすと酔うかもしれません。

伊勢湾岸自動車道から東名阪自動車道に入り前方の雲行きが怪しいなあと思って四日市を超えると粉雪が舞っています。更に鈴鹿を超えるとべた雪が降っており視界を遮ります。

路面には積もってはいないし、規制も出ていなかったので、雨雲レーダーを確認しながらとにかく伊勢を目指します。こちらは夏タイヤなのでヒヤヒヤ。

津までやって来るとさっきの雪は嘘のように一面の青空!

「豊受大神宮(外宮)」へまず向かいます。

今回の参拝では、我々はスーツに白ワイシャツ&ネクタイ着用のフォーマルスタイルです。その理由は、

「御垣内特別参拝」をするためなんです。これはぜひ皆様も体験していただきたいですね。御垣内の空気は清涼な伊勢神宮の神域の中でも別格ですから。

その後は、外宮の神楽殿にて御神楽をお願いしました。

次に向かったのは、「月讀宮」

月讀宮

月讀宮

こちらは内宮と外宮を結ぶ御幸道路の中間地点に鎮座されています。参拝者は多くないのですが、非常に重要な別宮です。講釈が長くなるので割愛しますがお勧めです。

次に参拝に向かったのは「猿田彦神社」

こちらの神社もスキップされる方も多いかと思いますが「道開きの神」ですから勿体無いですよ。時間があれば是非どうぞ。

車は猿田彦神社の駐車場において、おかげ横丁に向かいます。お約束の赤福本店にて赤福を頂きます。

そしていよいよ「皇大神宮(内宮)」へ参拝。

日帰りですので、参拝後は迅速に次に向かいます。

伊勢に来たら何と言っても

「松坂牛」ですよね。

そこで向かったのは、松坂にある名店「和田金」へ午後4時半に到着。

ここでは、すき焼きを頂きます。ほっぺたが落ちるかのような美味さ。堪らんですよ!

和田金のすき焼き

和田金のすき焼き

腹ごしらえを終え、一路東京に向けて午後6時過ぎに出発です。まずはガソリンを満タンにして道路状況を確認すると、やはりというか四日市まで雪とのことですが、進むしかありません。

来た時と違いチェーン規制はないものの降りは本降りで明らかに路面に積もっている。これは何かあると大変なので走行車線を規制速度の50キロで走ります。幸いなことに凍結はしていなかったようですが、路面状況はみるみる悪くなっていきます。が、ドライバーによるとフロントのグリップ感はありステアリングからのフィードバックはあるとの事なのでとにかく進みます。

下り車線は事故があったようで大渋滞です。「こりゃやばいな」と思いながら走るもなぜか妙に参拝後の安心感があり。亀山JCTで渋滞になり四日市を抜けると完全に雪道からの離脱に成功!

「ご利益ですかねえ」という事で一気に浜松SAまで向かいます。名古屋は毎回思いますが道路が綺麗で走りやすいですねぇ。さすが自動車王国トヨタのお膝元、羨ましい限りです。

浜松SAから私がハンドルを握ります。新東名の追越車線の流れは110キロのところで+20キロの130キロくらいで流れてますね。

S560にとっては余裕の走りでもっと踏みたくもなりますが、ここは覆面パトカーの出没が多いエリアでアウェイの高速道ですからね。一人で先行ぶっ飛ばさずにペースメーカーを見つけながら車間距離を十分にとって後続を繰り返します。後方確認も忘れずにね。

すると、ちょうど新静岡IC超えてからBMWの5シリーズが良い感じのスピードで走っていたので引っ張ってもらいます。ここでハンドルとサスペンションはコンフォートからスポーツ+へ変更です。

御殿場ICを超えてからの大井松田ICまでの区間は下りの高速コーナーが続く3車線道路、車の高速コーナリング性能等を試すにはもってこいの場所ですね。下り路面を高速で車線変更をしながら思ったのは、ハンドリングの良さとボディ剛性の強さです。カブリオレにも関わらず、ボディが寄れる事なくビシッと決まりますので高速コーナリング中でも安心して車線変更できました。さらに下り高速コーナーで路面が荒れていて車がアウトに飛びそうなところで修正舵が必要かな?と思って緊張してもステアリングをしっかりとホールドしていればビシッとフロントタイヤの方向で車の向きが収まります。これはおそらくですが、電子制御によるトラクションコントロールが良い仕事をしているんだと思います。高剛性ボディ、電子制御エアサスペンション、シャーシ&エンジン性能のバランスが高次元で調和していると感じさせましたね。しかし車による不快な介入感は全くなくまるで自分の運転が上手くなったかのように思わせてくれます。

こういう走りは、ジャンル的に似ているロールス・ロイス・ドーンでは出来ませんね。お値段はほぼ半分の2200万円ですし、リセールを無視すればお買い得感はかなりありますね。

とにかく速い! ピュア・スポーツカーのように走れますが、シャカリキに爆音をまき散らすのではなくあくまで優雅に走りながら速いってやつですね。

メルセデスS560カブリオレ

単なる優雅に走る鈍重なSクラスの軟派なカブリオレかと思ったら大間違いですよ。

さらに燃費も良いです。高速なら結構飛ばしても10キロ/1リットルは固いので満タンなら800キロは走りますので長距離ドライブもお手の物で大人の車です。

という事で伊勢までの弾丸日帰りドライブですが、東京の自宅には日付が帰る前に余裕で帰宅出来た次第です。

個人的には、AMGよりこちらのモデルの方がバランスが良いと思います。

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