ソフトバンクのUBERへの出資が未来を変えるか?
ソフトバンクの孫さん
実業家としてはもちろん投資家としても凄いなあと思います。私はソフトバンクユーザーではありませんが😁
ヤフー、アリババへの投資がソフトバンクという会社の成長を大きく助けてきたかと。
11月13日のBBCのニュースによると、
米ライドシェアの最大手の
UBER
ソフトバンクから14%の出資と取締役を受け入れることで合意したと。
出資額は最大で100億ドル(約1兆1300億円)規模に上るそうで、スケールの大きい話ですね。
このライドシェア大手のUBERという会社は創業は2009年でまだ10年にも満たない会社ですが、
今年の利益は、
1億2500万ドル
すでに投資家から集めたお金の総額は、
約120億ドル
現在のUBERの評価額は、
約660億ドル
つまり単純平均で投資金額が数年で5倍になっているということですね。
ソフトバンクの投資金額が最大で100億ドルと今まで集めた金額の80%と巨額にもかかわらず持ち分比率は14%に過ぎません。10億ドルは新株での引き受けで残りは既存株主から発行済み株式を買い取る方針ということなのでかなりの評価額アップでの売却ということなのでしょう。
未だ公的な証券取引所に上場していませんから、いわゆるプライベートエクイティ、未公開株です。日本人で今まで投資出来た投資家はいるのかなぁ??
日本では利益が1億円ほどのちっぽけな会社がすぐに上場ゴールを目指して東証に上場するのとは志が違うなぁと。
UBERクラスの会社だと、
突き抜けたクラスの超富裕層かシリコンバレーに強力なコネでもないとこういう会社の株にはアクセス出来ないでしょうね。
既存の投資家たちを見ると、
サウジアラビア政府の投資ファンドや
Twitterに投資しているBenchmark Capitalや
AlibabaやAirbnbに投資しているFidelityなど
錚々たる投資家たちです。
Soft Bankはライドシェア事業で、中国最大手の滴滴出行や東南アジア最大手のグラブにも出資していますからこれからは、
世界のライドシェアでの連携の動きや統一されたルール作りが加速するのを期待したいです。
最大のマーケットである、中国と米国、成長著しい東南アジアを抑えたわけですから残るは日本かと思うのですが。
iPhoneの日本への導入で、我々の生活を一変させたソフトバンクの孫さん、
日本でも新しいライドシェアの動きが広がるのに期待したいところです。