イタリア紀行、「ナポリを見て死ね」はホントか?
「ナポリを見て死ね」
と言われるようですが、ナポリに人生で初めて行ってきました。
結論から言うと、超楽しかったですねぇ。
まあ普通はイタリア旅行と行っても、ベネチア、ミラノ、フィレンツェ、ローマ止まりかと。
ナポリ行くべしです。私は、
これで悔いなく死ねるかもしれません。
今回の旅行ではフィレンツェからイタリア版新幹線のイタロに乗ったのですが、なかなか快適な旅でした。
フィレンツェからナポリまで途中にローマを経由しておよそ2時間半の旅でした。東京から京都までの新幹線の旅って感じでしょうかね。
このイタロの外観の赤色は、フェラーリを彷彿とさせますし、コンパートメントもなかなかお洒落でさすがのジウジアーロデザイン。
さらに、この新幹線カッコだけでなく300キロも出てました。さすがに振動はそれなりにあってちょっと怖かったですが。
ナポリ駅についてみて外に出てみると、明らかに雰囲気が違います。黒人が多くてアフリカが近いんだなぁということがよくわかりました。それも日本で見る黒人とは随分雰囲気が違います。
とにかく駅の周りの渋滞が凄かったですね。
ナポリに来た目的は、いくつかありますが、
マルゲリータの発祥の地ですからね。マルゲリータ発祥のお店「ブランディ」で食べようと。
お店は、いかにもスリが出そうな雰囲気のところにありました。
なんか香港の裏路地と似た雰囲気は漂いますが、昼間なら大丈夫でしょう。
こちらがそのマルゲリータ、美味しかったですよ。ナポリで食べるなんてこれまた感慨深いものがありました。
そしてなんと感動ものの美味しさだったのが、こちらのペスカトーレ!
腹ごしらえをしたあとは、ナポリといえばトラッドファッションの聖地、
かつて代官山にあった
RUBINACCI
の本店もありました。一時期はここのスーツとBerlutiの靴にも嵌りましたが。スーツは断捨離で全部捨ててしまったなぁと。
イタリアではナポリのアパレル関係は景気が良いそうで結構、オーダースーツは高いよと。
それではナポリシャツだろうと。向かった先のお店はオーダーシャツ専門店の
PICCOLO
なんと、店主のピッコロさんがわざわざお昼休みにもかかわらずお店を開けて出迎えてくれました。名前もいいですよね。ドラゴンボールのような。
店内は所狭しと生地が積まれていて、どれがどれやら??
まずは色目と素材の選択ですね。無難に白とブルーをチョイス。そして襟や袖の形やボタンを選択して採寸です。
襟は「Tokyo」という型がありましたので迷わずそれをチョイス。そしてイニシャルを脇腹に手縫いで入れてもらいました。
先日、自宅に届いたのですが、サイズもバッチリで着心地も良く大事な商談で着用して商談大成功でした。
これはモテるシャツなのかもしれないと思った次第です。
一度採寸するとネットで注文できるようなので、追加オーダーしようかなぁと考えてます。
ナポリ面白いです。